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映画のような本格的な映像は、観ていて一瞬で作品の世界に引き込まれる。古典的なホラー映画の手法を盛り込んだ恐怖を煽る演出が、抜群の雰囲気を作り上げています。“ムービーモード”で観賞に徹することができるのも、いい仕様。ただ、同じ開発会社のほかの作品と同様に、シーンのスキップができないのは欠点で、初回プレイの満足度は高いのに、周回プレイの意欲を削がれるのがもったいない。
週刊ファミ通1752号より
不安煽りからド直球な恐怖・グロ映像まで、ホラー表現のインパクトは大。些細な判断や操作のミスで事態が悪化していくさまは、ゲーム実況やマルチプレイなど体験を共有することで、さらに盛り上がります。その一方で、よくわからない状況と目的のまま放り出されることが多い探索パートは、しっかり調べようとするほど物語展開のプレゼンスが低下するなど、その自由度がゲーム内になじんでいない印象。
週刊ファミ通1752号より
『午後のロードショー』(関東ローカルですが番組名でご想像いただきたく……)で放送されるようなB級ホラーテイストにそそられちゃう。自由に歩く場面で急に制限がかかることが多く、見ているだけの時間も長いため、インタラクティブな遊びというよりも、鑑賞して味わう作品性。分岐点でどちらの行動を選択するかを、みんなでワイワイ決めたりする、ビデオパーティー的な遊びかたも盛り上がります。
週刊ファミ通1752号より
ホラー映画の登場人物を演じる体感度が、同スタジオの過去作品よりさらに磨かれており、映画的カメラカットと、キャラを直接操作するゲーム的没入感などが、同時進行する惨劇の怖さを後押しする。若者たちのサマーキャンプという王道設定と洋画テイストの絶妙なセリフ回しも雰囲気バッチリ。映画鑑賞的に楽しめるムービーモードもいいね。舞台がリアルゆえに“脅威”の存在は賛否が分かれるかも。
週刊ファミ通1752号より
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