派手な色遣いの弾幕やキャラがケイブ製のシューティングを彷彿させるけど、敵の動きや演出などから感じるプレイの手触りは、もう少しレトロ寄り。ラピッドショットで攻撃して自機の周囲のサークルを拡大させ、“スカルモード”を発動してサークル内の敵の弾を得点アイテムに変えるのが気持ちよく、防御とスコア稼ぎを兼ねたシステムになっているのがいいね。敵の撃破時の音が地味なのが惜しい。
週刊ファミ通1722号より
レトロフューチャーなビジュアル&サウンドは普遍的な魅力あり。ショット撃ち込みで溜まるゲージを使ってスコア稼ぎ&無敵状態発動……という“我慢と解放”の速めのサイクルが、シューティングゲームらしい爽快感を強調します。弾幕が多いだけならまだしも、その中に的確な誘導弾が混じっているなど、つねに一定以上の緊張状態を強いられるゲームバランスはプレイヤー適正をはっきり分けます。
週刊ファミ通1722号より
昔ながらの単純明快さが身上で、時間的にも価格的にも気軽に遊べるのがうれしい。序盤から隙間のない弾幕に硬い敵の組み合わせで、コンティニュー回数も有限という手強さ。でも、生き物や自然をモチーフとしたカラフルな敵やステージに、先が見たくなるのです。通常弾とレーザーの2段階攻撃でスコアを稼ぐ仕組みも○。難しいからこそ、頭を空っぽにして集中する、いまどき貴重な時間を過ごせます。
週刊ファミ通1722号より
弾幕系のシューティングでありつつ、圧倒的な火力で敵を倒していく爽快感を両立。エンジョイ勢でも楽しめる形に。その一方で、弱攻撃でゲージを溜めて敵弾を得点に変換する“スカルモード”がハイレベルの爽快感と手応えをもたらし、ハイスコアを極める形でガチ勢もガッチリフォロー。往年のシューティングを彷彿させる昆虫ベースの敵とともに、縦画面で遊べることと、手ごろな価格設定もすてきです。
週刊ファミ通1722号より