SFファンタジーの世界に没入して冒険するのはワクワクする体験。NPCとの会話から所属する勢力の決定といったものまで、多彩な選択を積み重ねて自分なりの物語を紡いでいくのが、海外産のRPGでは定番の作りながら楽しめる。“ジェットパック”で飛行でき、移動の自由度が高いのも開放感があってグッド。説明不足な点や翻訳に少しおかしなところがちらほらあったりと、作りの粗さはやや気になるかな。
週刊ファミ通1735号より
将来的にできることの情報量といま現在できることのバランスが極端に悪い序盤さえ乗り越えれば、何となく訪れた場所で急に始まる数々のサブイベントを楽しめます。見返りの多寡はともかく“行ってみたくなる遠景”の多さも魅力です。戦闘のバリエーションはそこそこあるものの、敵味方ともにとんでもない挙動を見せることもあり、総じて牧歌的な印象。多少の不具合を見逃せる心の余裕が必要です。
週刊ファミ通1735号より
終末世界で、異なる主義の複数勢力がにらみ合いつつ、剣や魔法や機械で異星人に立ち向かうという舞台設定がたいへん魅力的。会話の内容を選択して駆け引きを行い、展開をみずから変えていく物語も興味深いです。それだけに、翻訳がわかりづらく子細を把握しにくいのが、非常にもったいない。ユーザビリティーなど多くの面で海外RPG経験が豊富な方向けですが、独特の味わいは体験する価値あり。
週刊ファミ通1735号より
オープンワールドの定番システムに空中移動を可能にする“ジェットパック”が加わることで、探索や戦闘に、本作ならではの楽しさと戦略性がプラス。高低差をある程度無視して進められるので、移動も快適。SF、ファンタジー、ポストアポカリプスと全部盛りなオープンワールドとともに、高い自由度を味わえる。自由度が高いからこそ、会話分岐やUI関連がもっとわかりやすければと、思う部分もあり。
週刊ファミ通1735号より