パズルが散りばめられた、ポイント&クリックで進める推理アドベンチャーという作りが興味をそそる。集めた手掛かりがグラフィック付きでまとめられていて、会話の際もそれらを選択して聞き込みを行うなど、わかりやすいUIも好印象。個性的なキャラや話すときのアニメーションの演出もステキ。アナログスティックで操作する場合のカーソルの移動スピードを調節できると、さらによかった。
週刊ファミ通1718号より
部屋のどこをクリックしても、アイテムを入手するごとにそれについて各容疑者に尋ねても、気の利いたやりとりがフルボイス(※英語)で展開する濃厚な作り。各部屋の謎解きもほどほどの難度&充実の救済処置とあって、始終“推理探偵モノをいい具合に進めている気分”を味わえます。解決パートで「それで本当にいいの!?」と引っかかる箇所があるものの、ムードのよさで許せる愛嬌があります。
週刊ファミ通1718号より
奇妙な建物で変わり者の住人たちが織りなすドラマを、捜査という形で眺める構成。フルボイスで描かれるサスペンスは、進行をじれったく感じることもあるけれど、登場人物それぞれが抱える秘密に興味を引かれ、最後まで見届けずにはいられない。個性的なタッチで描かれたキャラクターや舞台が強烈な存在感を放っています。謎解きの頻度や難しさは、プレイヤーが作品へ適度に関与できる、いい塩梅。
週刊ファミ通1718号より
一覧性の高いマップ、各容疑者の調査の進捗状況などの洗練されたUIと、挿入される2頭身キャラによる事件の再現が、優れた助手のように捜査をサポート。記憶面でのプレイヤーの負荷を軽減するとともに、充実したヒント機能、力押しでも進められる謎解きで、手軽に名探偵気分を味わえる。挿入される各種パズルも物語進行のアクセントに。名前がアルファベット表記で覚えにくいのは気になりました。
週刊ファミ通1718号より