クロスレビュー
スピード感のあるアクションがいい感じで、シリーズおなじみのものに新たな能力も加わり、それらを獲得していくことで探索の幅が広がる作りがおもしろい。“アダム”がわかりやすいアドバイスをくれるのもナイス。捕まるとほぼゲームオーバーになってしまう強敵“E.M.M.I.”が、特定のゾーンで現れるのが緊張感をもたらしている一方、何回もやり直しになりがちなのはストレスにもなる部分か。
週刊ファミ通1714号より
複数ボタンの同時押しが当たり前の操作や、ぱっと見では壁か通路か判別しにくいグラフィックによって隠匿された“真実”を発見したときの、世界が一気に広がる爽快感は“行けそうで行けない歯がゆさ”を味わい続けるゲームプレイが前提にあってこそ。学びと気づきの意思がないプレイヤーには徹底してシビアな作りです。ゲーム内の救済措置は、回復手段の豊富さと全体マップの情報量の多さくらい?
週刊ファミ通1714号より
探索の楽しみに、逃走という要素が加わったのが新鮮。無敵に近い強敵にすさまじいスピードで迫られつつ、広大な迷宮を逃げ回るのはスリリングな体験です。取得した装備の機能を利用するなどして先へ進む方法を模索し、少しずつ行動範囲が広がっていく冒険の充実感と、マッピングの達成感がやみつきに。個性的ともクセがあるとも感じられるアクションをはじめ、プレイヤーを選ぶ要素もあります。
週刊ファミ通1714号より
手にしたアイテムで道を切り開き、敵を倒していく2D『メトロイド』の探索スタイルに、走行中のエイムやダッシュメレーなど、スピード感あるアクションがプラス。さらに、特定エリアに出現する脅威“E.M.M.I.”の存在が、作中での緊張感とアクションのスピードのギアを否応なく上げ、ゲーム全体にメリハリが生まれ、没入感増し増しに。入手アイテムの使用場所がわかるアイコンハイライトもすてき。
週刊ファミ通1714号より
クロスレビュー