物理シミュレーションによる破壊表現がリアル。強引にインから突っ込んでライバルカーをクラッシュさせて追い抜く、といった一般的なレースゲームとは異なる戦略性やプレイフィールが味わえるのが醍醐味。とはいえ、同スタジオの『FlatOut』シリーズとは異なり“おバカ要素”は控えめ。淡々と進行するゲーム展開も含めて、抑揚が薄めな印象も。それとスイッチ版にはドライバー視点がないのはちょっと残念。
週刊ファミ通1753号より
大人数ではカオスな展開になりがちだけど、そこがおもしろいところ。車両が大破していくのがなかなかに爽快で、物理演算で大マジメに見せてくれるのがいいですよね。基本的にレベルを上げて新パーツで強化しながら進めばオーケーと、キャリアモードでも小難しいことはいっさいナシ。本格志向の人には物足りないかもしれないけど、パーツ交換による効果がわかりやすいのはありがたかったな。
週刊ファミ通1753号より
ゲームを始めて最初に乗るのが芝刈り機という時点で心をつかまれます。ぶつかり合いオーケーのハチャメチャなレースや、ライバルのクルマを破壊するのが目的のイベントに興奮する。カジュアルに遊べるけれども、重量感がしっかり感じられる挙動で、ほどよく大味すぎないバランスが好印象。車体の壊れっぷりが爽快で、クラッシュで投げ出されるドライバーの姿も“バカゲー”感を強めてくれる。
週刊ファミ通1753号より
芝刈り機からソファー、スクールバスまで、何でもアリなレースが魅力。吹き飛んだドライバーたちが死屍累々となるコースは、ほかでは見られない光景ですね。クルマのチューニングは簡易的ですが、適切であれば効果が実感できるし、解説がわかりやすいのもイイ。グラフィックは高精細ではないけれど、車体がすぐベッコベコになるので気になりません。マルチプレイはオフラインでもできれば。
週刊ファミ通1753号より