クロスレビュー
『忍者龍剣伝』、『ロックマン』、『メトロイド』など、1980年代の名作2Dアクションゲームの魅力や醍醐味をギュッと凝縮させたような作品。細部まで作り込まれたレベルデザインはすばらしく、さらに攻防の駆け引きが十二分に味わえるギミックやアクション、心地よさを感じるテンポ、バランスの取れた難易度曲線など、プレイヤーを楽しませようとする各種こだわりが垣間見える。真摯な作りが好印象。
週刊ファミ通1679号より
ファミコン風のビジュアルとしてはかなり高クオリティー。道中にはイヤラシイ敵が多く何度もやられましたが、くじけず再チャレンジしたくなる絶妙な難度になっていると思います。新たなスキルが開放されるごとにアクションの楽しさが倍増。工夫を凝らして戦うポス戦は熱く、随所に散りばめられた独特のユーモアも好印象でした。かっこいい音楽がハードな物語を十二分に盛り上げてくれますね。
週刊ファミ通1679号より
最初のうちは8bit風のシンプルなアクションゲームといった趣だが、進行につれて新たな能力や武器が使えるようになるとアクションに幅が出て、現代的なひと捻り加えられた内容になっていくのが〇。スピリチュアルな雰囲気やサイバーな映像表現からも、懐かしさだけではない新鮮味が感じられる。ただ、敵のいやらしい動きや、トラップの判定が長めに残ったりなど、昔っぽいクセのある部分も。
週刊ファミ通1679号より
メカと和が融合した世界を描いたドット絵にシビれます。音楽も超クール。忍者アクションは多彩なのに、基本はジャンプと攻撃のシンプル操作なのもイイ。ステージの仕掛けや敵の配置が巧妙で難所の連続ですが、ふと乗り越えられたときが快感に。チェックポイントがもっと細かい間隔であればとも思うけれど、そこがレトロゲーらしいとも言えますね。ボス戦もハードだけど驚きがあって楽しい。
週刊ファミ通1679号より
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