アクションで戦う“フィールドバトル”と従来通りの“コマンドバトル”で戦うシステムが画期的。途中からでも自由に切り換えられ、移行もスムーズでテンポよく進行できるのがいいね。イベントシーンは、やや間延びしがちな印象もあるけど、一新されたキャラと新章の始まりとなる物語は新鮮味がある。選択や行動に応じて、敵対、共闘する勢力が変化する仕組みは、主人公のキャラクター性とマッチ。
週刊ファミ通1712号より
世間ずれした大人(20代)の立場で巡る『軌跡』シリーズの世界もオツなもの。尺を十分にとっての会話イベント、要所で引き立つ“尻描写”も含めて、王道のJRPGムードを満喫できます。簡易バトルをアクション操作にしたことでゲームテンポに変化がつき、長丁場のダンジョン探索もダレにくい印象。適度な画面内情報量とスッキリしたUI構成により、思考を巡らせることが苦にならないのもいいですね。
週刊ファミ通1712号より
シリーズの名に恥じないクオリティーと、期待通りのテイスト。目新しさこそ目立ちませんが、そのぶん完成度が高く、安心して楽しめます。アクションライクなフィールドバトルから、瞬時にコマンド選択式に切り換え可能な戦闘は、洗練の極みです。多様な人々が協力して困難に立ち向かう『軌跡』的な物語とキャラ形成に力が入っているのはもちろん、新章ということでフレッシュな印象も受けました。
週刊ファミ通1712号より
アクションRPG的戦いのフィールドバトルと、従来のコマンドバトルのどちらで戦うかをプレイヤーが任意で選べ、さらに切り換えをシームレスに行えるシステムが、RPGにいままでにない立ち回りのおもしろさと戦術をプラス。“魔装鬼”への変身も上がるよね! 自由度の高いキャラカスタマイズから、ご当地グルメでのパーティーの能力アップまで、RPGの冒険を盛り上げる楽しみが随所に散りばめられた1本。
週刊ファミ通1712号より