各種“選択”をくり返しながら、広大な土地を旅する冒険感が強く味わえる作り。誰に何を担当させるかというロールプレイ(役割演技)の醍醐味が詰め込まれており、キャラごとの長所短所の使い分けの妙が楽しめる。反面、遊びかたや画面の見かたなども含めて少々説明不足な部分もあり、手探りで進めなければならないストレスのほか、もっさり気味の操作感やキャラ管理の煩雑さなど、気になるところも。
週刊ファミ通1692号より
テーブルトークRPGがもとになっているだけあって設定の作り込みがすさまじい。小説のような状況説明が入るなど表現方法が独特ですが、それも雰囲気があっていいですね。手掛かりを集めながらの探索は何が起きるかワクワクで、王国を繁栄させる仕組みもおもしろい。バトル描写も細かくて好印象です。ただ、コントローラでの操作に関しては快適とは言えず、非常にもったいなく感じました。
週刊ファミ通1692号より
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の世界の再現にワクワクする。キャラのクリエイトも設定できる項目が豊富。会話での駆け引きや挿絵風のイベントの演出など、テーブルトークRPGを原作とした“らしさ”があるのもいい。一方で、UIが独特で操作に手間取りがちだったり、動作が微妙に重たくなったりするのは難ありなところ。キャンプの仕様は億劫に感じるときもあるけれど、冒険の空気感が味わえます。
週刊ファミ通1692号より
メインの目標に向かいながらも、脇道に逸れてクエストを追ったり、戦利品を探す冒険が楽しい。TRPGらしい文章でのイベントにもワクワクさせられます。表現が怪しい部分もあるけれど、内容は問題なく読めます。戦闘ではターン制とリアルタイム制でだいぶ手触りや進行スピードが異なりますが、ワンボタンで切り換えられるのが○。ただ、UIが少し使いづらく、装備変更などひと手間多く感じるかな。
週刊ファミ通1692号より