ひさしぶりに家庭用ゲーム機でシリーズ作を遊べるのが幸せ。フォトリアルとまではいかないが、各駅の周辺の雰囲気まで再現された景色は臨場感バッチリ。目的はシンプルながら、到着時刻や停止位置のほか、速度制限や警笛など、いろいろなことに気を配るため、忙しくて夢中に。VRモードは、走行できるのは一部区間ではあるけど、運転席からの眺めが最高で、なりきり体験の質がグッと高まる。
週刊ファミ通1669号より
標準コントローラだと“なりきり気分”に限界はあるものの、スティックによるアナログな速度維持・減速操作も楽しいものです。風景の再現度は山手線沿線(元)在住者としても納得の出来。好きな状況で自動走行させられるモードは、特別に鉄道ファンではなくても環境映像として流し続けたくなります。VRモードはアーケードモ—ドと同区間のみの対応ですが、視覚情報量の多さにテンションが上がります!
週刊ファミ通1669号より
運転士の仕事を、うまくゲームに落とし込んでいる点が見事。同時にやるべきこと、確認すべきところが多くて、完璧な運転はなかなか難しく、挑戦意欲をかき立てられます。運転席からの風景は、集中力を削がれない程度にリアルなのがいい。路線はバラエティー感控えめですが、そのぶんハイクオリティーで、別路線の続編への期待も膨らんじゃう。DUALSHOCK 4でも、ワンハンドルマスコンの雰囲気は十分。
週刊ファミ通1669号より
山手線の風景の再現度はもちろん、シンプルでありながら実際の操作に寄せたコントローラー操作、乗客や天候によって微調整が必要になる運転など、リアルさを感じる作りで、運転士気分を存分に味わえます。駅どうしの間隔が狭い山手線を舞台にしたことで、リアル時間でもサクサク遊べ、“短い”からこその速度調整の手応えも発生。収録ミッションも豊富で、山手線+αだけでも、確かなボリュームです。
週刊ファミ通1669号より