雪道やアイスバーンといった寒冷地ならではの環境が加わり、前作よりもやり応えがアップ。資材を届けるという目的自体はシンプルだが、マップに点在する“契約”を選び、ルートや適した車両を考えて運搬する過程は没頭できる。ぬかるみでのクルマの挙動やハマりぶりが、大袈裟に感じるところもあるけど、さまざまな悪路に手こずらされるのが楽しくもあります。車両のカスタマイズ要素の追加も○。
週刊ファミ通1657号より
車両の疾走感がなく、ちょっとしたぬかるみにすぐはまるドライブゲームの何が楽しいのやら……と思っていたのですが、悪路の脱出法の強引さ、悪路を回避するルート決めの楽しさにすっかり魅了されました。各チャレンジに対する見返りの小さささえ納得できれば、雄大な風景を楽しみながらノンビリ移動範囲を広げることができます。マルチプレイモードでは助け合いの精神を存分に発揮できそう。
週刊ファミ通1657号より
実際にオフローダーに乗っていても、なかなか発揮する機会のない性能を、悪路で存分に味わえるのが愉快。数々のユニークな操作も、ユーザーフレンドリーな作りで安心です。オープンワールドRPGのような楽しさがあり、自分の働きで風景が変わる演出もモチベーションになります。スティックでの操作では、感度を調節しても現実ではまずないほどふらつくことがあり、これが解消されたらベターです。
週刊ファミ通1657号より
前作『マッドランナー』から操作系と探索要素が快適に進化。“監視塔”を起動させて、マップを広げていくことが探索の後押しに。シリーズの魅力であるハンドルさばきと“ウインチ”などを駆使して悪路を踏破する達成感は、雪道や凍った湖面なども登場し、さらに増している。ドライブシミュレーターとして、クルマを動かしているという確かな手応えが味わえる1本。通行人がいないのは寂しいかな。
週刊ファミ通1657号より