クロスレビュー
岩場に泥道、急斜面と、難関だらけのオフロードレースに興奮。スロットルを微調整しつつ各所を突破するのは緊張感がある。デフロックの活用などのテクニックが再現されているのもいい。反面、滑りすぎに思える場面があったり、重量感がなく、コテンと横転したりする車体など、もうちょっとリアルさがあればと感じる点も。状況を立て直せなくなったときに、ボタンひとつでリスポーンできる仕様は○。
週刊ファミ通1648号より
従来のドライブゲームの感覚でイージーに走らせようとすると、すぐに横転や立ち往生となるはめに。繊細なアクセル操作や、コーナーや上り坂への進入角度の“正解探し”にやり甲斐を感じられないと、本作ならではの爽快感を味わえないどころか、キャンペーンを進めるうえでクリアーすべきラップタイムさえ出せないでしょう。体重移動しつつ車体を制御する四輪バギーの操作は、独特の魅力があります。
週刊ファミ通1648号より
日本ではクルマ好きのあいだでもかなりニッチなカテゴリーだけに、珍しい車両や競技に興味津々。カジュアルな操作でダイナミックな動きが味わえる、アーケード寄りの作りながら、時間制限はややシビア。ワンミスが致命傷となる場面も多いものの、リスポーンの手軽さやペナルティーの少なさが絶望感を軽減してくれます。いかにもダートというステージだけでなく、ビーチなども走れる構成がポップ。
週刊ファミ通1648号より
ブレーキと減速、バックを駆使してコース上の障害物を乗り越えていくのは、スピードのみを競うレースとは違った手応えがある。とくに、一見無理そうな山道に挑むヒルクライムの達成感は格別。タイムを縮めたいからこそ、ゆっくり焦らず運転するという構造が独自のゲーム性に昇華。何度も挑戦して攻略ルートを覚えることが多く、ワンボタンでのリスポーンはうれしいが、読み込み時間は気になりました。
週刊ファミ通1648号より
クロスレビュー