農場育成シミュレーションと弾幕シューティングとローグライクゲームを足して3で割ったような作品。プレイ感覚は斬新で、敵を倒しながら作物を育てる→お金を貯めてアイテム購入→畑を拡張しつつ行動範囲を広げる、のくり返し感が心地よい。ただ序盤から敵の攻撃が激しく、育成のコツをつかみつつ軌道に乗せるまでが難。ユーザー誘導をより丁寧にしつつ、難度曲線はもう少し緩やかでもよかった。
週刊ファミ通1658号より
農作物の栽培とシューティングの要素を融合したシステムが独創的。しかも舞台は終末世界なのだから非常に興味がそそられます。ルーチンが固まるまでは忙しくて目が回りますが、動きが洗練され、効率化されてくるとゲームの楽しさもアップ。弾幕系でなかなか難しく、やられた際のショックは計り知れないデカさ。でも後を引く楽しさがあり、時間を置くと再度遊びたくなるところがいいですね。
週刊ファミ通1658号より
農場シミュレーションとシューティングの組み合わせがユニーク。探索を進めながら作物を育ててお金を稼ぎ、夜は敵の襲撃に備えるといったサイクルは、つい没頭してしまう。簡単には回復できない体力や、1日で壊れる武器など、きびしめの部分は人を選ぶかもしれないが、くり返し挑戦して試行錯誤するのはおもしろい。ドット絵のグラフィックは、敵キャラも含めてデザインがチャーミング。
週刊ファミ通1658号より
タワーディフェンスあり、冒険あり、恋愛(?)ありの変わり種で、オリジナリティーはピカイチ。調子っぱずれなBGMやキッチュなアートもいい味出してます。ただし、農業シム部分に期待するとツラい。畑仕事には全然集中できないし、シューティングに対応できないとゲームを続けることすら難しい。正直、まだブラッシュアップが必要な段階に思えますが、粗さの中に光るものがあって好きなんです。
週刊ファミ通1658号より