6つのパーティーを切り換えながら探索を進める構造が○。ほかのグループに連動する仕掛けがあるのがいいし、切り換えのタイミングも自由が利くので気分転換にもなります。“ベイビメア”は、戦闘に緊張感と駆け引きをもたらす新たなスパイスに。“BEFORE STORY”は、ボイスがカットされているものの、過去作のイベントを網羅していて、シリーズを通しての物語をばっちり把握できる作り。
週刊ファミ通1665号より
“塔の脱出”という大目的のもと共闘するメンバーひとりひとりの思惑が随所で描かれ、群像劇としての魅力十分。ザッピングを駆使した謎解き要素も状況変化の情報がわかりやすく提示されるため、ほどよい手応えを感じつつ探索できるのがいいですね。イベントパート関連のUIはシンプルかつ快適。過去2作品のイベント回想や、ノーマル(?)なギャルゲー風の外伝ストーリーも快適に閲覧できます。
週刊ファミ通1665号より
主役級のキャラクターを大勢抱えるシリーズだけに、複数のパーティーを切り換えながら探索するシステムがうれしい。スイッチを入れると別のパーティーの進路が拓けたりして、助け合って進んでいる雰囲気が作品性とマッチ。特徴の異なる塔を少しずつ攻略できる点でも、プレイヤーを退屈させません。序盤から特殊な約束事が多く、把握に時間が必要ですが、その努力に大ボリュームで応えてくれます。
週刊ファミ通1665号より
複数のパーティーをザッピングして仕掛けを解くシステムが、探索に新たな手応えをもたらす。移動時の操作性、ナイトメアの恐怖、ブラッドファームでのレア武器作成もブラッシュアップされ、ダンジョンRPGとしての完成度が高い。おまけモードを含めて大ボリュームな内容。その一方で、6パーティーをレベル1からそれぞれ育てる序盤の手間と、パーティー切り換え時のロード時間が気になりました。
週刊ファミ通1665号より