独特の作風や世界観が魅力的。ハクスラと探索型のアクションをベースにしつつ、しっかり描かれる物語もプレイを牽引。スキルツリーの画面の見せかたや、合間に入るちょっとした演出なども凝っていて、気分が高まります。3種類の武器を切り換えながらのバトルは爽快で楽しい。引きの視点で自キャラが小さいのと、背景やエフェクトなどに隠れてしまい、視認性があまりよくないのは若干気になるかな。
週刊ファミ通1604号より
移動範囲を広げつつ、より強力で有用なアビリティーが付与された武器類を獲得、という一連のゲームプレイの中毒性が、“スタミナ”パラメーターの静的および動的管理のおもしろさにより引き立ちます。ゲームオーバー時のペナルティーの少なさもいいですね。引きのアングルで処理速度が極端に落ちるなど、気になる部分は散見されるものの、作者のこだわりどころがはっきりした作りは好感が持てます。
週刊ファミ通1604号より
アクションゲームとしてはやや一本調子ですが、武器の強化や改造、持ち替えの要素にはおもしろみがたっぷり。モブキャラにも設定が用意されているなど、情熱的に作り込まれた作品世界には光るものが。この世界観とヒロインに惹かれたなら、楽しめるノリのサブエピソードも充実しています。粗削りな点も目立つけれど、クリエイターのやりたかったことが伝わってくるエネルギッシュな仕上がりがいい。
週刊ファミ通1604号より
“女子高生+ディストピア”という設定は定番だが、東京の地下鉄をダンジョン化し、そこにハクスラを持ち込むことで、独自の世界を構築。ザクザク手に入る武器にワクワクし、持ち運べる武器の総重量と、刀にも設定された使用回数で悩むのもいい感じ。地下鉄ゆえ、2Dスクロールアクションとの相性も良好です。イベント演出やメニュー画面に粗削りな部分があり、探索のテンポが損なわれている箇所も。
週刊ファミ通1604号より