ロボットをゴールへ導くという目的はシンプルだが、ステージを回転させて観察し、ときには見えない部分の仕掛けを想像しつつ、道筋を探すのは楽しい。トコトコ歩くロボットの姿がかわいく、小ぢんまりとした世界観もステキ。1度のミスでやり直しとなってしまう場面は、もどかしさも感じるかな。“ステージエディター”がもっと使いやすいとよかったのだけど、全体的なコストパフォーマンスには満足。
週刊ファミ通1635号より
視点を変えながらステージの全体像を把握し、どこがどう動くかを触って確かめ、ときにタイミングを計りながらロボを移動、という一連の操作は、精密機械をいじり回している感覚に近いです。興を削がない程度に抽象的なヒントの出しかたもいいですね。場面によっては、かなり微妙な範囲をポイント&クリックする必要があり、そういうわずらわしさを含めて楽しめるかという部分で評価が分かれます。
週刊ファミ通1635号より
期待以上のステージ数に大満足! 立体構造の舞台は、視点カメラを動かしても見えない部分があり、脳内で補完しつつ進めるのがおもしろい。タッチスクリーンでの操作は、おもちゃのような感覚が味わえます。なんとなく触っているうちに状況打開のきっかけがつかめる設計もナイス。クリアータイムなどによるご褒美要素があってもいいと思いますが、マイペースで取り組めるいまの仕様も好きだな。
週刊ファミ通1635号より
シンプルなルールのパズルでありながら、用意された多彩な仕掛けがさまざまなプレイ感をもたらしてステキ。じっくり問題に取り組めるスタイルが基本で、敷居自体は低いのだが、アクション性のあるステージでは一転して、敵や障害物に対する当たり判定がかなりシビアに……。ステージの見やすさと操作性が、TVモードと携帯モードで一長一短ある作り。あらゆる角度から、自由にステージを見たかった。
週刊ファミ通1635号より