クロスレビュー
宇宙世紀の『ガンダム』作品は未収録という、思い切った構成が新鮮。比較的新しめのシリーズ作品群の物語をしっかり追体験できるのは、ファンには喜ばしい。倒した敵のアビリティを獲得可能になり、キャラの育成の楽しみが増したほか、戦艦を含まない編成の“遊撃グループ”も使い勝手がよく、各種新要素は好印象。“GETゲージ”をステージをまたいで溜められるなど、細かい部分も遊びやすくなった。
週刊ファミ通1616号より
登場するキャラや作品、マップの物量に圧倒されますが、いざ始めると、連携系コマンドも簡単に実行できるなど、初心者にやさしいUIであることを実感します。チーム編成や強化キャラの選択だけでなく、自前の音楽データをBGMとして再生可能など、プレイ環境面でのこだわりも追求できるところがいいですね。各作品ごとのストーリーデモの流れが画一的で、演出面も淡泊な点は、いたしかたなし?
週刊ファミ通1616号より
宇宙世紀以外の作品のみで構成されているのが目新しい。各タイトルのOVAやコミックもフォローされ、初めて知ったエピソードも。ポイントを押さえた物語の要約や名場面の再現が、いろいろな発見を提供してくれます。シリーズを重ねて熟成されたシステムは遊びやすく、コマンドの多さに戸惑うことのない導きはさすが。新要素の採用も意欲的ですが、見せかたも含め、そろそろ大きな進化が見たい。
週刊ファミ通1616号より
戦艦抜きのチームで行動できる“遊撃グループ”の追加や、倒した敵からアビリティをゲットするシステムで、バトル自体の手応えと、自分だけの部隊を作る楽しさがグッとアップ。自軍の余剰戦力を、ほかの作戦にグループ派遣できるシステムもうれしい。原作を追体験しながら進むバトルは、戦場のシチュエーションの再現度も高い。未見の人も、やや駆け足気味ながら、原作の物語の魅力を味わえるかな。
週刊ファミ通1616号より
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