中世ヨーロッパの時代をテーマにした町作りシミュレーションというのが興味をそそる。チュートリアルが丁寧で、各施設の役割をひとつずつ覚えていけるので、ややこしさを感じることなく遊べるのがナイス。リソースを管理するうえで、ジレンマを抱えながら町を発展させる流れは、没頭できます。ただ、やることにもう少し変化が欲しい気も。建物の陰を透過させて見たりができないのも、やや難。
週刊ファミ通1746号より
気になるところをクリックすれば、そこがどういう状態で何をすればいいかが直感的に理解できる点が親切。携帯モードではタッチ操作に対応しているのもいいですね。建物を建造する地形の条件は、牧歌的な見た目とは裏腹に限定的。思い描いた町並みを作るには、少々手こずります。シナリオ関連のテキストは、単調になりがちなプレイに変化を与えてくれるものの、表示されるタイミングに、ややクセあり。
週刊ファミ通1746号より
村が発展する様子を俯瞰で眺めつつ、個々の施設や村人も気にかける役回りは、充実感の得られる体験。翻訳面で若干わかりにくいところはあるものの、チュートリアルが丁寧で、入門者も安心して遊べる構成です。人口を増加させ、富を増やし、村を豊かにするサイクルが快い。キャンペーンシナリオもうまくまとまっています。よくあるタイプの町作りシムではありますが、お買い得に感じました。
週刊ファミ通1746号より
作物を刈り、施設を作り、人を集めて城下町を繁栄させていく王道の町作りシミュレーションに、人の配置と動線、そして生産管理にスポットを当てることで、本作独自の手応えをプラス。ステージを動き回る住民たちを眺めながら、まったり町作りが楽しめます。豊富なシナリオとマップがあるのもいいね。だからこそ、マップの回転や住人視点など、さまざまな角度で自分が作った町を見たかったかな。
週刊ファミ通1746号より