前作の『シャイニングEX』同様、比較的格闘ゲーム初心者に向けた間口の広い作り。簡易コマンド入力機能など手軽に楽しめる反面、画面の見かたやゲームシステムなど、初歩的な部分に対するチュートリアルがないのは残念。とはいえ、ボリューミーなアートギャラリー、キャラボイスのカスタマイズに新キャラ追加など、キャラクター性を楽しむ作品としては充実。オンライン対戦の実装もうれしい。
週刊ファミ通1579号より
新キャラの追加とオンライン対戦が可能になったのがうれしい。ただ、前作が出てから3年以上経っているうえでのシリーズの進化度合いとしては地味めで、ファンアイテム的な印象が強いかな。各技などに対応するボイスを個別にカスタマイズできるのは、いい仕様なので、ボイスの種類がもっとあれば、なおよかった。集めたポイントを使い、シリーズのイラストを収集するのは、やり甲斐になる。
週刊ファミ通1579号より
新キャラクターたちも交えたストーリーイベントはにぎやか。前作からのマイナーチェンジという印象だが、スキルを解放してキャラクターを強化する育成要素も。通常の難度はやさしめで、必殺技をワンボタンで出せるシンプルコマンドタイプも選べるが、どちらかといえばシリーズ経験者や格闘ゲームに慣れた人向けかな。戦いかたが学べるチュートリアルもあれば。BGMの種類が少ないのも気になる。
週刊ファミ通1579号より
『シャイニング・レゾナンス リフレイン』のユーマやキリカ、ゼストなどが新たに参戦。ストーリーモードの物語はあっさりしているので、正直、期待しすぎると肩透かしを食らうかも。それでも、彼らを格闘ゲームで操作できるのは新鮮だし、技のコマンドが簡単な入力で出せるのも、原作ファンにやさしい。スキルでバトルスタイルの幅を広げられるのは好印象だが、習得画面のUIがわかりにくいのは残念。
週刊ファミ通1579号より
良かった点
すべてのキャラが個性的。
悪かった点
チュートリアルが乏しい。
モードも乏しく、物足りない。
総評
すべてのキャラがそれぞれ個性的で楽しかったんですが、演出なのか何かが足りない感じで飽きが来ます。
そこがネット対戦が早々に過疎っている原因かと思います。