ゲームの進めかた自体は昔ながらのコマンド選択式アドベンチャーだが、見せかたや演出が凝っていて臨場感があり、ストーリーに引き込まれる。“ソムニウムパート”は、調査の制限時間が緊張感をもたらしつつ、夢の世界ならではの不思議な体験がおもしろい。行動次第で異なるルートへ進む作りも興味をそそります。シリアスな話を軸にしながら、ギャグや小ネタも多めなのは、好みが分かれる部分か。
週刊ファミ通1606号より
“ソムニウムパート”は一見不条理ながら、本腰を入れての攻略のし甲斐あり。時間操作アイテムの使いどころの判断に燃えます。“捜査パート”は、何だかんだでコマンド総当たりを強いられ、ゲームテンポがやや落ちますが、主人公の伊達の“真面目に不真面目”なリアクションなど、小ネタが充実。プレイヤーへの重要情報の提示方法がトリッキーで、つねに物語がどう転がるかという期待感を持ち続けられます。
週刊ファミ通1606号より
奇抜で残酷で真相が気になる、シナリオのおもしろさに引き込まれました。義眼の特殊能力や設定を柱とした、作品世界やシステムがユニーク。クセのあるキャラに翻弄されて予想を裏切られるのには、マゾヒスティックな快感を覚えます(笑)。夢の中ではもっと自由に動いてみたかったけれど、制限があるからこそ緊張感や分岐の意味が生まれるのも事実。誤操作を防止する仕組みがあれば、よりよかった。
週刊ファミ通1606号より
ハードボイルドな現実世界とネタ満載の夢世界、その両者で展開する異なる形の推理が、絶妙なバランスで物語を牽引。とくに夢世界は、夢だからこそのあり得ない選択肢や展開の連続で、“選択肢を選ぶ”こと自体にワクワク。世界観にマッチしつつ、遊びやすさも兼ね備えたUIも、ゲームプレイを快適にしている。容疑者が自然な流れで別ウインドーに表示されるので、謎多き物語にもすんなり入れます。
週刊ファミ通1606号より
悪かった点
会話が多く同じ場所を何度も調べたりとテンポが悪いのは気になりました。
推理要素が少なく寒いギャグが多いのは残念でした。
総評
もっと推理が楽しいADVにして欲しかったです。
良かった点
綺麗なグラフィック,少しづつひき込まれていくストーリーが良い。
悪かった点
頻繁に行われるカットインデモ?に少しロード時間が発生するのがテンションダウン。
総評
スパチュンのアドベンチャーゲームということで期待してましたが、最初はちょっと肩透かしかな?と思いましたが、クリアするころにははまってました。
最初はただのマルチエンディングのシステムかと思いましたが、最初にあらゆるバッドエンドを見させてから少しづつグッドエンディングに近づくストーリー展開は後半に行くほど面白くなりました。
夢の中を操作するソムニウムパートは脈絡がなく、選択肢の選び方に少し癖があるのでここが楽しめるかが好みが分かれるかもしれないです。