2016年版「DOOM」の反省点をすべて改良したかのような構成。探索とジャンプアクションの楽しさが味わえる巧妙なレベルデザインを始め、体力、アーマー、弾薬のリソース管理が重要なバトル、武器のアップグレードなどによるやり込み甲斐など、単調なゲーム展開にならない工夫が随所に見られる。一般的なFPSとは違う頭の使いかたをするのもおもしろく、爽快感は格別。何気にBGMもすばらしい。
週刊ファミ通1636号より
最初は弾切れのしやすさに困惑しましたが、操作になじんでくると、銃撃と、多彩なスキルでの弾薬回収や体力回復がテンポよく行え、これが抜群の快感。メタル調の音楽と過激な演出がうまい具合に作用し、ちょっとした陶酔状態になりますね。主人公のゴツい見た目とは裏腹に、繊細なジャンプ技術が要求されますが、シークレット目的でマップをくまなく探索するのもなかなか楽しいと思います。
週刊ファミ通1636号より
滑らかな動きやスピーディーな戦闘といったシリーズの持ち味は、本作でもしっかり堪能できる。“グローリーキル”やチェーンソーで敵を倒すことで、それぞれ回復アイテムと弾薬をドロップさせられるほか、武器MODを切り換えたり、敵の弱点に合わせた攻撃をしたりといった、さまざまなアクションを駆使して戦うのが前提のバランスだけに、忙しさもあるけれど、単純ではない銃撃戦が味わえます。
週刊ファミ通1636号より
ガンガン撃ってぶった斬り、アドレナリンが出っぱなしになる迫力のバトルは、さすが「DOOM」。動きも滑らかで快適です。フィールドや拠点の宇宙船などが、荘厳かつ重厚感ある造形で徹底されているのも目を見張りますね。隠されたアイテムを求めて探索するのも醍醐味ですが、仕掛けが難しい部分もあり、アクションの腕前が必要かな。マルチプレイは、様々なデーモンとなって戦えるのも楽しい。
週刊ファミ通1636号より