悪役のヴィランに焦点を当てているのがユニーク。レゴのパーツを組み合わせて、特殊能力を設定すると、オリジナルのスーパーヴィランが作成でき、それで暴れ回るのが楽しい。ただ、ゲーム内でできることが、従来のシリーズとあまり変わり映えしないため、新鮮味は薄い印象。せっかく悪役側がメインなのだから、従来にはなかったような、もっとはっちゃけたシステムやギミックが欲しかったところ。
週刊ファミ通1559号より
ヴィランにスポットを当てたストーリーがユニーク。個性的なヴィランたちだけに、アクションも独特なものが多く、戦う姿は見た目にも愉快。目新しいシステムなどはあまりないけど、自分の分身となる悪役を作って、アビリティを獲得しながら能力や見た目をカスタマイズしていくのは楽しめる。『レゴ』ゲームのシリーズが初めての人でもわかりやすいように、ヒントを表示する機能があるのは親切。
週刊ファミ通1559号より
逃げたり暴れたり奪ったりと、悪役っぽいふるまいの数々が痛快です。どこかマヌケなキャラクター性も、レゴシリーズのコミカルな作風にマッチ。ヒーローと違って、マニア以外には各キャラの固有能力が想像しづらかったりしますが、それが驚きを生んでいます。カメラワークやボタン入力位置など、少々もどかしい点もあるけれど、ギミックだらけのステージをあれこれ試しながら進んでいくのが楽しい。
週刊ファミ通1559号より
スーパーヒーローの仇(!?)をヴィランたちが討つ物語にワクワク。ヴィランは悪役だけに、アクが強いキャラぞろいなので、彼らの顔と名前が一致しない人には、少しだけ敷居が高いかも。主人公のオリジナルヴィランを、外見だけでなく、スキルも自由に組み合わせて作れるのがイイね。基本システムはシリーズ踏襲だが、ステージの作り込み、レゴで作られた各種オブジェクトには毎回驚かされます。
週刊ファミ通1559号より