『8』をベースに、最新データへの対応や細部の変更を施したシリーズ5作目。調教システムに手が加えられたのが大きな特徴で、プレイヤー自身の手で馬の成長の方向性を決められるようになったのがいい。従来通り、調教師に任せることも可能だが、手間を掛けて育てた愛馬はより愛着が湧くし、レースで勝ったときの喜びもひとしお。人馬の絆をテーマとしてイベントが追加されたのも、地味にうれしいです。
週刊ファミ通1527号より
ゲーム全体の骨組みが劇的な進化を遂げたわけではないものの、競走馬の調教システムが大きく変わり、より自分好みの馬を育成可能になったのがうれしい。どの能力がどれくらい上昇するか、パラメーターを見ながら調教メニューを選べるので、複雑さもなし。能力値の段階がより細かく設定されるようになったことで、成長の実感も湧きやすいね。人と馬とのドラマを描くイベントが増えたのもナイス。
週刊ファミ通1527号より
前々作以来のプレイですが、調教により積極的に関われるようになり、育成ゲーム的なやり甲斐が生まれています。血統のロマンもステキだけど、後天的に能力を伸ばす喜びも大きい。歴代の名馬との対決で自分の馬の強さを測れる“ドリームマッチ”も◎。改善が重ねられていますが、革新的な変化はなく、最新データで遊びたいファンのほか、ニンテンドースイッチ版のリリースで新規層にもオススメ。
週刊ファミ通1527号より
4段階から16段階になった能力表示と、プレイヤー自身が直接選べる調教メニューで、育成効果がより目に見える形でわかるように。競走馬を育てる醍醐味と自由度が大幅にアップしている。直接調教の導入で、テンポがわずかに遅くなった気もするが、育成の楽しさはそれを補って余りあるほど。新規導入の、歴代の名馬と時代を超えて戦える“ドリームマッチ”も、調教のやる気を後押しする大きな目標に。
週刊ファミ通1527号より