キャラと背景がモノクロで描かれ、血のみが赤で表現されるという色使いがインパクト大。日本を意識したヘンテコな世界観も、味があるね。基本的に一撃で勝負が決まるため、敵との間合いの取りかたや、技をくり出すタイミングが重要で、剣戟も緊張感のあるものに。キャラや技の種類が少ないので、対コンピューター戦は若干単調な展開になりがちだが、対人戦ではそれが読み合いの妙となっている。
週刊ファミ通1519号より
渋いグラフィックと演出に心惹かれる。斬りつけたときの音やエフェクトなども気持ちいいね。一撃で勝負が決まるシステムは、大胆かつ繊細な駆け引きが味わえるし、緊張感があります。“心眼マーク”があるときは、相手の攻撃を見切りやすくなるのもいい仕組み。ただ、全体的には大味な印象。オンラインの“デュエルマッチ”では、あらかじめ使用キャラを決めておく仕様で、試合がすぐに始まるのがうれしい。
週刊ファミ通1519号より
攻撃がシンプルでコマンド入力も不要、ほぼ一撃で勝負が決まるため、初心者でも勝てるチャンスがあるのが魅力的。相手の出かたを見て攻撃を弾くなど、読み合いができるようになってくると、ヒリヒリとした緊張感を味わえます。極度の集中力を求められる試合後に、充実感を覚えるか疲労を感じるかで、好き嫌いが分かれそう。墨絵調の映像がムード満点なだけに、ストーリー上の演出も見たかった。
週刊ファミ通1519号より
切っ先のわずかな動きから攻撃を予想する読み合い、そしてだまし合い。対戦格闘ゲームが得意ではない自分も、コントローラが汗で濡れるほど。3本先取されても4回攻撃を当てれば勝てる、という可能性が劣勢でもモチベーションに。0対3からの逆転勝利の気持ちよさときたら! ただ、集中力を要するため、気軽さは皆無。アクの強いキャラや世界観など、粗削りさを魅力と感じるかが評価の分かれ目か。
週刊ファミ通1519号より