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ノベル形式のアドベンチャーに、3Dの移動探索シーンを融合させた意欲作だが、当初採用予定だったPS VRへの対応が先送りされたのは残念。キャラデザインや背景グラフィック、画面レイアウトなどは、よくも悪くも昭和のテイストという感じ。3Dでの移動と探索も、取ってつけたような内容で、もう少しがんばってほしかったところ。わざと間違った選択肢を選び、バッドエンドを埋めていくのは楽しめた。
週刊ファミ通1509号より
複数のキャラの視点で描かれるマルチシナリオで、徐々に真相が明らかになるミステリアスな物語は興味をそそられる。低価格はうれしいポイントだが、グラフィックや音楽で若干チープさを感じるところも。セーブを任意の箇所で行えず、プレイ再開時はフローチャートからの選択になるほか、バックログを開いた際には直前の文章ではなくチャプターの冒頭から表示されるなど、機能面の不備は気になった。
週刊ファミ通1509号より
“ファティマ第三の預言”をモチーフにした物語に引きつけられる。ただ、伏線はあるが唐突な展開が多く、戸惑うことがしばしば。枝分かれするチャート式で、バッドエンドは多めだが、中にはユニークなものも。ルートごとに結末を見ていく形で、謎が残っていると先が気になってしかたない。仮想空間パートの探索はシンプルだが、やや物足りないかな。バックログなどの機能も、より使い勝手がよければ。
週刊ファミ通1509号より
オカルト用語が乱れ飛ぶ中、突拍子もない事件がつぎつぎと起きて……と、序盤の展開は魅力的。物語は、エンディング後の“解答編”からが本番といった構成ですが、全体的な説明不足と演出面の弱さが、荒唐無稽な設定への説得力を阻害している印象。テキスト表示位置が地の文とセリフで異なる、VRパートの移動範囲が狭いなど、プレイアビリティー面でも没入感を妨げる要因が多めなのはもったいない。
週刊ファミ通1509号より
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