クロスレビュー
爽快さのあるバトルが簡単操作で味わえる“秘孔アクション”が◎。バトルを含めた各種演出にこだわりが感じられ、原作の世界観やキャラクター性を大いに楽しめる。プレイスポットやサイドミッションなど、ボリュームたっぷりで遊び応えがある一方で、各種要素が未開放の序盤はとくに、お使い感が顕著になりがち。やれることが少しずつ増えていく作りなのだが、テンポが若干間延びしがちにも感じた。
週刊ファミ通1526号より
『北斗の拳』の物語をなぞるのではなく、原作の設定をベースにしつつ、オリジナルのストーリーが展開するところがユニーク。おなじみのキャラたちが、どんなタイミングで登場するのかにワクワクさせられます。黒田崇矢氏が演じるケンシロウや、ゲーム中の各種ミニゲームなどは、いい意味で『龍が如く』っぽいし、ちょっとやりすぎの感もあるけれど、いままでになかった『北斗の拳』の世界を味わえる。
週刊ファミ通1526号より
原作に準拠した部分と違うところが混在するオリジナルの物語は、新鮮味があってワクワクする。視点カメラの動きやロックオンの使い勝手など、若干気になる部分もあるが、秘孔を突き、さまざまな奥義を決めて敵を倒すバトルはおもしろい。“ジャスト秘孔”や技の習得により戦いの幅が広がるのも○。各プレイスポットのほか、原作ファンがニヤリとするようなネタやユーモアでも楽しませてくれます。
週刊ファミ通1526号より
原作から枝分かれした物語に、おなじみのキャラたちが意外な経緯で登場してくるのが新鮮。サブイベントも豊富だし、ネタも随所に散りばめられ、ニヤリとさせられます。奥義を駆使するバトルは爽快。技は豪快な一方で、“ジャスト秘孔”による一撃必殺の暗殺拳らしさや、ケンシロウの無敵さも体感できる。『龍が如く』で定番の各種アクティビティも、世界観に合わせてアレンジされていておもしろい。
週刊ファミ通1526号より
良かった点
北斗の拳の漫画やアニメをそのままゲームにした物語ではなく、オリジナルストーリーが良かったかと思う。基本的なキャラクター設定はそう変わりないです。
バトルでは北斗神拳が格好よく演出されている等。
悪かった点
砂漠は半オープンワールドのような広さだが、ほとんど何もないような感じで味気ない。北斗神拳のQTE入力が何度もプレイしていると面倒になってくる。サブクエスト系はお使いばっかで単調すぎる点。
総評
ショップなどはシームレスに入れるのではなく、エリア切り替えです。すでに発売している龍が如くではシームレスになっているのに、旧式のゲームシステムでやらされてる感じがしたのが残念。それと北斗の拳の魅力ってのが作りきれていない作品だった・・・
原先生がデザインした新キャラを拝めれたのは、せめてもの救いだろうか!?
クロスレビュー