クロスレビュー
ダークな世界観に衝撃的な死にざま、そしてアクションやパズル性など、どことなく『LIMBO』を思わせるような作品。アルファベットを動かして単語を作り、道を切り開いていくシステムは目新しいし、アクション面でのひらめきだけではなく、英語のテストの問題が解けたときような爽快感も同時に味わえる。どれだけ英単語を知っているかで難度が変化するゲーム性だけど、英語の勉強にもよさそう。
週刊ファミ通1494号より
モノクロ調のグラフィックや即死トラップが行く手を阻む展開などが、『LINBO』を彷彿させる。だが、文字遊びの要素を盛り込んだことで、独創性のあるゲームに。文字を並び替えて、謎解きに必要な単語を作成するのがおもしろい。シンプルな英単語が多く、「なるほど」と感心しつつゲームを進められるが、一般的な日本人だと知らないであろう英単語が一部で登場するので、そこだけは注意が必要かな。
週刊ファミ通1494号より
英字でキャラを形作り、その言葉のイメージ通りにうまくデザインするなど、アート風のビジュアルが秀逸。英字を並べ換え、状況を打破できるような単語を作って先へ進むパズルは目新しく、あれこれ悩むのはおもしろい。ただ、簡単な単語を使うことが多いが、中には、語学力がないと自力で閃くのはちょっと難しいと思える状況も。ひたすら英字を並べ換える、総当たりになってしまうことがあった。
週刊ファミ通1494号より
グラフィックのセンスが抜群。アルファベットのモチーフの使いかたがとにかくオシャレで、アートの域。言葉を作るパズルは、仕掛けによっては正解がひとつだけではなかったり、特定の単語でアクションが発生したりと、毎回発見があって楽しい。英語や言葉の奥深さを実感します。ただ、日本人にはなじみの薄い単語がカギになっていて、行き詰まる場面も。何かしらのヒント機能があるとよかった。
週刊ファミ通1494号より
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