もとがPS2で、最新のPS4タイトルと比べるとさすがに見劣りするが、HD化だけに留まらず、システム面の強化や遊びやすさにも手が加えられているのが好印象。新規エピソードのVol.4の追加を含む、4本ぶんの総ボリュームは遊び応えがあり、最強状態で始められる“チートモード”が選べるのもいい。ターミナルDisc収録はシリーズの初心者にはうれしいし、まさに『.hack//G.U.』完全版といった内容。
週刊ファミ通1508号より
シリーズ過去作をリマスターしただけでなく、さまざまな改善がなされ、遊びやすくなっているのはうれしい。“チートモード”の存在も、シリーズを振り返るうえで便利だし、ゲームの世界観にもマッチしてるのがいいですわ。Vol.4は、新作としてのボリュームはそこまでではないものの、後日譚としてはきっちり仕上がっている印象。“15周年記念作品”としてはアリかな、という印象を受けました。
週刊ファミ通1508号より
あちこちに若干の古さはあるが、オリジナル版のクオリティーの高さゆえか、いまでも大きな違和感を覚えることなく遊べる。プレイ感のテンポアップ以外にも、物語のみをストレスなく堪能できるよう“チートモード”を搭載する思い切った仕様も○。Vol.4の新規シナリオは胸が熱くなる展開。新規のパロディモードやターミナルDiscも収録され、ファンアイテムとしても、シリーズの入門用にもバッチリ。
週刊ファミ通1508号より
ファンディスク的なコンテンツの充実ぶりに大満足。Vol.4のエンディングには救われた思いです。ネットゲームで、運命的に仕様外の戦いへ巻き込まれる物語は、2017年においてもなお心に刺さり、各エピソードを“チートモード”で楽に確認できるのも便利。設定の斬新さに比べ、RPGとしての構成はやや平凡で、少し単調さも覚えますが、リマスターによりストレスが解消されたプレイフィールは良好です。
週刊ファミ通1508号より