クロスレビュー
コマンドを組み合わせ、課題通りのプログラムを組んでいく、ガチガチの思考型パズル。適当にコマンドを組み、運任せでクリアーできることはほぼ皆無なので、詰まってしまうと八方ふさがりになりがち。しかし、じっくりと頭を使うトライ&エラーのくり返しは楽しく、課題をクリアーできたときの爽快感は格別。なお、出題文の言い回しで、意味がややわかりづらいものがあり、戸惑うことがあった。
週刊ファミ通1490号より
題材はプログラミングなのだが、うまくパズルゲームに落とし込んである。パズルを解くように試行錯誤しながら、少しずつ段階的にプログラミングの基礎が学べるところがいいですね。課題を達成するだけでなく、いかに少ない手順で効率のいいプログラムを組めるかに挑戦できるのもよかった。シュールな世界感もユニーク。ただ、課題の説明文が若干わかりにくく、一読しただけでは理解しづらいことも。
週刊ファミ通1490号より
コマンドを順序よく並べて箱を運んだり、計算を行うパズルは、新鮮味とおもしろみがある。コマンドを全部組んでから実行する必要があるのがミソで、頭を働かせて先の展開を想像しながら、正しい手順で並べるのが楽しく、より少ないコマンドと手順で目的を達成しようとすると、歯応えもグッとアップ。課題の説明文が少しわかりづらいのは難点だが、回答例を教えてもらえる機能があるのはいいね。
週刊ファミ通1490号より
箱を左から右に運ぶ簡単なお仕事だけど、条件が複雑になると一筋縄ではいかない。指示のテキストがわかりにくいのが、より難度を上げているかな。そのぶん、プログラムが正常に動いたときは、うれしさもひとしお。目的を偶然に達成できても、汎用性のあるプログラムでなければダメだったりと、プログラミングの考えかたが正しく身につく配慮はいいね。“手数を少なく組む”といったお題があるのも○。
週刊ファミ通1490号より
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