25年前の作品のリメイクだけど、大幅に手が加えられて、いま風の仕上がりに。町で“移動”や“調べる”といったコマンドが使えたり、ダンジョンではキャラを操作して3Dマップを探索可能など、目新しい要素も多く、新鮮な気持ちでプレイできた。それでいて、シミュレーションとしてのおもしろさや、仲間を育てる楽しみなどのシリーズの魅力はバッチリ健在。遊び出したら夢中になり、やめられません!
週刊ファミ通1480号より
フルボイスとアニメーションでドラマチックに描かれるストーリーが大きな魅力。戦闘でのユニットの管理や育成をあれこれ考えるのは楽しく、村や拠点での会話などもあって、仲間のキャラひとりひとりへの思い入れが、自然と生まれてきます。3Dのダンジョン探索や、アドベンチャーゲーム風の街での探索や会話のシーンなど、それぞれの場面でおもしろみが感じられるような作りになっているのも好印象。
週刊ファミ通1480号より
成長システム面での融通が利き、ヒロイックアドベンチャーとしての側面が強調されていた印象があったファミコン版。その特徴を正統的に発展させつつ、敵軍勢全体の移動範囲を常時視覚化できるなど、細かい部分の遊びやすさも追求されています。オリジナルのストーリーや、各キャラの人物像を絶妙に補完するシナリオ構成は、シンプルながらも感情移入しやすいので、当時のプレーヤーも必見です!
週刊ファミ通1480号より
もともとが“外伝”として、シリーズでも一風変わった仕上がりであることと、時代に即したリメイクが相まって、新鮮さに満ち溢れています。ふたつの軍を切り換えて進める仕掛けのほかにも、マップを行き来して好きなキャラを育成したり、街でクエストを受けたりと、プレイヤーごとの展開を楽しめるのがいい。想像の余地こそ減りましたが、物語やキャラどうしの描写が充実していて、ドラマチック。
週刊ファミ通1480号より