各ヒロインの、スピンオフや“if”の物語が収録されて、ファンディスクとして、プレイヤーのニーズにしっかりと応えている内容。シナリオごとのボリュームが少なめに感じられたが、多彩なノリが楽しめる、バリエーションに富んだものとなっているので、トータルの充実感はなかなかのもの。条件を満たすと3DダンジョンRPGが遊べるようになる仕掛けもユニーク。全キャラのフルボイス化もうれしい。
週刊ファミ通1484号より
ファンディスクゆえか、各キャラのシナリオは短め。でも、どのヒロインも後日談というわけではなく、“if”のストーリーなどもあり、各キャラの個性を出しつつハッピーな展開が描かれているのがグッド。PCからの移植に際してフルボイス化されたのもうれしいポイント。機能面も優れていて快適にプレイできる。やり応えのあるダンジョン探索型RPGも収録され、物語以外も楽しめる仕様がユニーク。
週刊ファミ通1484号より
各ヒロインがメインのショートストーリーは、ボリュームこそ少ないけど、キャラクターたちの想いを深く知ることができて大満足。ギャグ要素満載のテンポのいい会話劇の中に、シリアスな展開があり、グッと物語に惹きつけられる。“リライトクエスト”はかなり骨太なRPGで、小難しいシステムがなくてのめり込みやすい。全体的に操作は非常に快適。ただ、本編を知らないと、魅力が十二分に伝わらない。
週刊ファミ通1484号より
後日談はサックリ読める長さですが、その中にイチャラブ要素や笑いが凝縮されています。イラストにはやや時代を感じるけれど、画質はキレイ。おまけのダンジョンRPGは、ユルい雰囲気ながらもなかなか本格的で遊びやすい。敵や味方の魔物、“アトリエシステム”など、本編のネタが盛り込まれていてファンサービスが厚い。フルボイス化や壁紙のほかに大きな追加はないが、PC版を未所持なら買いの1本。
週刊ファミ通1484号より