クロスレビュー

平均

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発売日
2007年09月27日
価格
3800円 [税抜]
対応機種
PS2
ジャンル
RPG
メーカー
ガスト
詳細を見る

イリスのアトリエ グランファンタズム(PS2)のレビュー・評価・感想情報

蒼紅
PS2 2006-12-08 16:39:52投稿
8

設定…B/ストーリー…D/システム…B/グラフィック…C/音楽…A
このゲームについて最初に言いたいことは、霜月はるかさんの歌うオープニング曲は「必ず聴くべき」です。本編中において戦闘中にボーカル曲が流れる演出がありますが、正直鳥肌立ちました。これだけでもう買った価値があったかな、と思えましたね。
ところで、シリーズ3作目にしてやっとイリスさんがメインヒロインの役をゲットできましたw
前作、前々作のエターナルマナでは、偉大な錬金術士「イリス」として登場したわけですが、今作のイリスはそれとは『別人』という設定がされてます。
今作は「クエスト」という小目標を積み重ねて物語を進めていく形式を取っています。その「クエスト」は街の人にアイテムを届けたり、相談に乗ってあげたり、モンスターを倒したりと様々であって、その街の人たちとの関わりが物語の進行に繋がります。
また、そのクエストをクリアする術として、アトリエシリーズが誇る「調合システム」が一つの手段となります。つまり、調合がストーリーを進める手段であるが故に、「調合が楽しめなければストーリーは楽しめない」ということが言えるんじゃないでしょうか。
実際、物語自体は奇抜な展開のない、王道ストーリーです。その物語を、調合システムや街の人との関わりで、どこまで幅広い視点から見ることができるか、がプレイヤーに求められる要素だと思います。
また、このゲームに、街は一つしかありません。しかも、そんなに大きくない街です。多くのRPGで見られるような、街の人が単なる「通りすがり」ではありません。日常の中で、主人公たちを含めた街の人たちは生活を営み、関わりを持ち、変化していきます。
そのゲームの中の日常のちょっとした変化に期待を寄せることは、私たちが現実の日常に変化を期待することと何ら変わりはないはずです。
そんな日常を、イリスたちと共に翔け巡ってみてはどうでしょうか。私も、願わくはまだまだイリス(名指し)ともっと駆け巡っていたいものです。

クロスレビュー

平均

-
発売日
2007年09月27日
価格
3800円 [税抜]
対応機種
PS2
ジャンル
RPG
メーカー
ガスト
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