丁寧に作られている良作。3DS本体の各種機能を活かしたミニゲームで遊びながら、ナースのお仕事を体験できます。それ以外にも、デートやショッピング、服や部屋のコーディネートが楽しめるのも楽しい。ただ、2015年発売の『わんニャン どうぶつ病院』と内容が被る部分が多く、とくに夜勤イベントの既視感はかなり強かったです。シリーズ初体験のプレイヤーは、そのへんは気にならないと思いますが。
週刊ファミ通1457号より
看病やお世話といったミニゲームの工程は、リアル寄りではなく、いかにもゲーム的なものもあるけれど、いろいろな種類のナースのお仕事を体験できるのがいい。ルールは基本的にわかりやすいし、説明もあって丁寧なのだが、若干コツがつかみにくいものも。仕事で得たお金で、ファッションやインテリアのアイテムを買うのは、ひとつの目標となると同時に、仕事をするという意味を理解する一助にも。
週刊ファミ通1457号より
子どもたちのケアをしつつ、職場での人間関係を築き、さらにオシャレして……と、行動の的が絞りにくい構成ではありますが、不測の事態などで昼休み時間が削られるといったタイムマネジメント面で、妙なリアルさを実感できます。ゲーム進行とともに増えていくミニゲームは種類が豊富で、スコアアタックのし甲斐があるものも多数。操作系統が、場面によってバラつきがある点は、少し気になりました。
週刊ファミ通1457号より
多岐にわたるナースの仕事を、3DS本体のさまざまな機能を活かした、バラエティー豊かなミニゲームに落とし込んでいる点がユニーク。なかには、判定が必要以上にシビアに感じるものもありますが、ゲームオーバーになるわけでもないので、新人として失敗しながら成長していく過程を追体験するように楽しめました。がんばって看病した患者さんの退院に立ち会う場面では、毎回感動してしまいます。
週刊ファミ通1457号より