クロスレビュー
2015年にXbox OneとXbox 360で発売された作品に全DLCが追加されたタイトルで、総合的なクオリティーが高く、ハラハラドキドキの冒険譚が満喫できる。PS VR対応コンテンツ“一族の系譜”は、おまけ的なものではなく、なかなかのボリュームがあり、本編の三人称視点とはまた違った、一人称視点での探索が楽しめる。移動先指定の“アシストモード”と、任意で移動を行う操作が選択できるのも○。
週刊ファミ通1456号より
本編のほかに配信済みDLCを収録、さらに協力プレイのモードなどを追加した豪華な内容。PS VR対応の“一族の系譜”は、クロフト邸を自分が探検し、謎解きをしているという没入感がすばらしく、体験型アトラクションを楽しんでいるかのような感覚。移動方法を、狙いをつけた地点に瞬時に移動できる“アシスト”と、主観視点で自由に動き回れる“フリー”から選べるのも、酔いに対する配慮として親切。
週刊ファミ通1456号より
最初のキャンプ地点から遊べるようになるDLCのVRモード“一族の系譜”は、クロフト邸を巡りながら、なぜララや彼女の父親が“不死の秘密”に取り憑かれていったのかがわかる、興味深い物語。暗号などの謎もあって、推理するのが楽しい。移動は、ポイント指定で飛ぶタイプと、実際に歩くタイプが選べるのもいいね。しゃがんで棚の中を覗いたりと、不思議な館を探索している気分を存分に味わえます。
週刊ファミ通1456号より
クロフト邸探索のVRモード“一族の系譜”は、床を這う小さな生き物の存在が際だつほど、閉鎖空間のリアリティーが高め。加えて、自分(ララ)を含めた家族の過去を一人称視点でたどる物語展開の没入感も、なかなかのもの。移動タイプをフリーにした場合、視点移動速度の細かい設定が、快適かつ酔わずにプレイできるかの分かれ目に。大冒険活劇のおまけ要素としては、十分すぎる内容とボリュームです。
週刊ファミ通1456号より
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