制限時間がなくなったことでゲーム性が変化。時間に追われる緊張感が薄まったが、そのぶんマップ内をじっくり探索したり、まったりとゾンビ退治に興じる楽しさが昇華した。ユーモア溢れる多様な武器、そしてコンボ武器やコンボ車両によるアクションは、見た目にもおもしろく、無数のゾンビを一掃する爽快感は格別。やれることは多いが、それが煩雑さを生んでいない操作性とゲームシステムが秀逸。
週刊ファミ通1464号より
基本的なゲーム内容はシリーズ過去作と似た感じだが、あらゆる部分がスケールアップしており、集大成的な作品に。とくに、設計図をもとに作成するコンボ武器や、圧倒的な破壊力を持つ“エキゾスーツ”を駆使して無数のゾンビを一網打尽にできるのが爽快。自撮りが可能になったことで、写真撮影もより楽しくなった。イベントシーン以外の人物のクオリティーがもうちょっと高れば、文句なしでした。
週刊ファミ通1464号より
フランクが主人公に返り咲いたことで、シリアスさは残しつつも、前作と比べてユーモアやおバカなノリが戻ってきたような印象。遠距離、近距離、投てきの3種類の武器を、スムーズに切り換えて使い分けられるほか、“コンボ武器”の作成もより手軽に行えるようになっているなど、遊びやすさも向上している。シリーズ過去作に登場した、強烈な個性を放つ強敵“サイコパス”が出て来ないのは、ちょっと残念。
週刊ファミ通1464号より
どこへ行ってもゾンビだらけ。武器や車両でガサッと刈り取る感覚はシリーズならでは。“コンボ車両”も、条件を満たせばどこでも組み立てられるのがいいね。カメラを使った調査や寄り道のミッションが楽しい一方、物語は少し盛り上がりに欠けるかな。これまでの“サイコパス”の代わりにマニアックな集団がいるが、強烈さは及ばず。中ボス戦も味気ないが、“エキゾスーツ”の豪快さはこれまでにない爽快感。
週刊ファミ通1464号より