物語が非常に綿密に描かれ、ユーザーの誘導も上手なので、わかりやすく迷いにくい作り。丁寧すぎるゆえに、逆に、多少の間延び感や“フラグ立て感”を覚えることもあったが、主人公が旅を続けるにつれて成長していく姿が楽しめるのは、魅力のひとつ。旅先ごとに衣装が変わったり、主人公の選択が物語や世界に影響を及ぼしたりと、さまざまな変化が味わえるのは、作業的になりにくい仕掛けとして◎。
週刊ファミ通1456号より
本作は旅がテーマということで、アトリエが移動式になり、より広大なフィールド&多数のクエストが用意されて、シリーズ最大のボリュームに。前作でなくなった“期限”が限定的に復活したことで、目的達成への道が明確になり、さらに公認試験への合格後は無期限で自由に旅と冒険が楽しめるところがいい。前作を踏襲しつつ、触媒の要素で変化を出した“調合”も、相変わらず楽しくて夢中になれる。
週刊ファミ通1456号より
アトリエが持ち運べて、移動先で調合が可能になったのは目新しさがあるし、広々とした多彩なフィールドも、旅の雰囲気が味わえてグッド。場所に合った衣装に着替えることで、探索時に恩恵を受けられる仕組みもいい。調合は、前作『ソフィーのアトリエ』のシステムをベースに、“触媒”の要素が加わって幅が広がった。材料の採取は、作業的な面もあるけど、新たなアイテムを生み出していくのは楽しめる。
週刊ファミ通1456号より
公認試験という目標と期限がいい緊張感を生み、時間のやりくりに燃えます。そこは、初期の『アトリエ』シリーズを思い出させてくれます。町が多くなり、移動も双六のマスふうからフィールドがつながった形になって、“旅している感”もアップ。パズルのような調合で、ラインをすべて埋められたときの充足感も○。ときおり、涙腺を刺激してくるお話や、シリーズ過去作を遊んだ人がニヤリとする要素もいい。
週刊ファミ通1456号より
悪かった点
マップが無駄に広くエリア間のワープができないのはテンポが悪いと感じた。
また、移動するだけで時間が経過するのは邪魔だと思った。
総評
無駄にマップを広くするのはやめて欲しかった
良かった点
今までのスゴロクマップと異なり、オープンワールドに近い形となり、調合システムもわかりやすくやり易いできとなっていた
悪かった点
よくバグが起きていたらしいが筆者は別に無かった。しかし時間の進みが一部ガバガバなところがあるのでそこが残念
総評
全体的に難易度も高く、キャラ別エンドや日数制限など今までのよい要素が復活していて非常に良い出来となっていた。