クロスレビュー
数字と記号のブロックをつなげて“ターゲット数”を目指す計算パズルがおもしろい。長い計算式を作るほどスコアがアップし、それを狙おうとすると頭を使うし、ひらめきも重要になってくるなど、やり応えあり。反面、よほどうまく進めないと、欲しい数字や記号が不足しがちになり、やり直すハメに。アイデアがいいだけに、ゲームバランスが惜しく感じられた。出現する記号を調節できるのはいいね。
週刊ファミ通1432号より
ルールはわかりやすくてとっつきやすい。ターゲットとなる数字を作るという主目的は大きく変わらないものの、より高いスコアを狙おうとすると計算式が長くなり、じっくり悩まされるパズルと化して、意外と中毒性があって夢中になれる。“教育的モード”をオンにした場合は、掛け算や割り算を交えたときの計算が正しい順序で行われるため、より歯応えが増すほか、頭の体操にもなりそうなのがいいね。
週刊ファミ通1432号より
パネルをなぞる感覚が心地よく、長い数式を組み上げたときの達成感はかなりのもの。ただ、そうした手触り感と、計算パネルをいかに“いい位置”に残すか、といった攻略要素を両立させて楽しむには、一定以上の論理的思考センスが必要だと感じました。エンドレスモードは、偶然性が強く働くことに加えて、各種計算パネルの出現の有無も設定できるので、キャンペーンモードよりも気軽に遊べますね。
週刊ファミ通1432号より
タッチペンで数字や記号をつなげ、式を作っていく感覚が楽しく、ボーナス要素といったゲームならではの戦術性が織り込まれているのもいい。何通りかの正解を考えられるのは脳を刺激されますが、手詰まりにもなりやすくて徒労感も。算数が苦手な私の場合、遊びというよりも計算ドリルをやらされている感覚で、ちょっと苦痛でしたが、暗算力を鍛える教育的ソフトとしての価値はあると思いました。
週刊ファミ通1432号より
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