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アドベンチャーというより、ライトノベルを読んでいるような印象の作品。難解でまわりくどい言い回しや表現を好んで多用する、いわゆる“厨二”的なノリの文章は、好みが分かれそうだが、ツボにハマった人には最高と感じられるかな。練り込まれた設定と、登場キャラがみんな魅力的に描かれているのが○。ルートごとに内容が大きく異なり、全ルートを通じて物語の全貌が見えてくる構成もよかった。 (
週刊ファミ通1425号より
テキストはクセがあって、すらすらとは読み進めにくいが、中二心をくすぐる文章や世界観が好きな人ならハマれそう。バトルは、同じエフェクトを多用している感があるほか、キャラの絵ももっとバリエーションが豊富だとよかったが、動きがついていて迫力のある演出とともに、熱い展開が見られるのはいいね。脇を固めるキャラが個性的で魅力があるのも、物語を熱くさせるのにひと役買っている。
週刊ファミ通1425号より
現象ひとつひとつを噛みしめるように描写されたシナリオテキストは、雰囲気で読み流しても、状況の熱量が十二分に伝わってきます。惜しみなく使われる3Dエフェクトが戦闘シーンの躍動感を高め、ここぞという場面で「俺強ェッ!!」感を満喫できるのもいいですね。操作面は、メニュー画面の呼び出し時などの反応が少し鈍いのが気になりましたが、背面タッチにも対応しているなど、多様性があります。
週刊ファミ通1425号より
神話がかった非日常的な舞台と美しいビジュアル、コーラスつきの神秘的なサウンドの調和がすばらしい。激しい動きを感じさせる、戦闘シーンの演出も見事です。選択肢はもともと少ないうえに、ルート規制もあって、自由度が低い印象ですが、主人公の心情を語る手法としての活用が光る場面も。シナリオは、やや情報過多にも思えますが、そのぶん超常的な事象の設定がしっかりしているとも感じます。
週刊ファミ通1425号より
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