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箕星太朗氏のデザインによる魅力的なキャラたちと、ヒロイン役の日?のり子さんの演技がすばらしい。15年前の手紙を頼りにくり広げられる人間ドラマは、サスペンスにホラー、オカルト、そして2周目以降の開放要素と、テイストのバリエーションが豊富な点がいい。舞台となっている島根の各地が、取材に基づいてリアルかつ美しいグラフィックで再現されていて、旅行気分が味わえるのもうれしい。
週刊ファミ通1436号より
島根を舞台にした設定やグラフィックなどは非常に美しく、物語にかなり引き込まれると思います。画面内を調べたりするなど、昔ながらのアドベンチャーゲームっぽさも見られ、全体的に悪くないデキ。ただ、キャラの言動や行動に「えっ?」と感じる部分があり、ストーリー展開に不自然さを覚えることも。また、演出的な面で採用されたであろう“マックスモード”の意味合いが薄いように思いました。
週刊ファミ通1436号より
いまではあまり見られなくなった文通を中心に展開する物語は、ロマンを感じるし、過去の出来事が徐々に紐解かれていく構成も興味深い。ほろ苦い青春群像のようなシナリオには郷愁を覚えます。島根の実在のスポットが登場する、リアリティーある舞台も魅力で、自分で各地を訪れて話を進めるコマンド選択式のシステムともマッチ。2周目以降は、つぎの章へのスキップが可能なので、周回プレイも快適。
週刊ファミ通1436号より
落ち着いたトーンの絵と音楽に、昔ながらのコマンド選択システムがマッチした、大人の鑑賞に堪える作品。手紙を通して過去を知り、未来を変える、独特の仕掛けが素敵。若い日の後悔や残酷な現実を突きつけられる感傷的な物語には、救いもあり、余韻に浸れます。ヒロインの声は、永遠の憧れにふさわしい演技。一方、主人公の“追及モード”での激しさに違和感を覚え、感情移入しづらい場面も。
週刊ファミ通1436号より
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