HDリメイク作に新作のショートストーリー、完全新規映像と、とくにシリーズのファンに向けた内容となっている。シリーズ初となるPS4タイトルという意味では、短編作品である『0.2』を体験することで、これから発売される新作『?』への期待をさらに高められるところに価値を感じた。趣の異なる3つのソフトが収録されているのはうれしいが、価格がもう少し押えられていたら、もっとよかったな。
週刊ファミ通1466号より
『?』につながるまでのストーリーをおさらいする、という意味ではちょうどいい作品。PS4で描かれる『キングダム ハーツ』の世界は、さすがの鮮やかさといったところ。『3D』がHDでフルでリメイクされているので、そこに魅力を感じるなら買いですね。いろいろ遊びやすくなってるのはありがたいし、完全新作の『0.2』が入っているのもうれしいが、もうちょっとボリュームがあれば、とも思ったり。
週刊ファミ通1466号より
異なる3つのコンテンツが収録され、それぞれが『キングダム ハーツ?』へつながっていく物語なのは、ファンの期待が膨らむ作り。『0.2』で見られるアクアの新規ストーリーは興味をそそられるし、流れるようにくり出せる各種アクションの気持ちよさは随一。『χBC』も観応えがあります。『DDD』は、“フリーフローアクション”が爽快で、60フレームでの滑らかな動きでプレイが快適になっているのもうれしい。
週刊ファミ通1466号より
空を飛ぶかのような軽やかな動きに、魔法を駆使して戦うスタイルは、ディズニーの世界との親和性が高い。カートゥーン寄りのタッチはそのままにリマスターされた『DDD』はもちろん、PS4らしい映像表現の『0.2』でも、それを改めて実感しました。これまでの物語の振り返りは用意されているものの、新規ユーザーはモヤモヤしたままゲームを進める場面もありそうですが、楽しむのには支障なしです。
週刊ファミ通1466号より