オメガラビリンス(PS Vita)のレビュー・評価・感想情報

ローグライクRPGをベースに、エッチな要素を盛り込んだ異色の作品。ダンジョンで“ωパワー”を手に入れるとバストが大きくなり、サイズが最大になるとステータスがアップしたり、未鑑定アイテムを乳にはさんでモミモミして鑑定するなど、タイトルの“ω”を乳に見立てた変テコで笑えるシステムが満載。ちょっと悪ノリしすぎの感もあるが、この手のノリが好きな人にはうってつけのゲームかと（笑）。

週刊ファミ通1406号より

スタンダードなローグライクのゲームなのだが、お色気要素が盛り込まれているのが珍しい。“バストサイズアップ”でステータスが変化することはあるものの、基本的に、お色気が絡むシステムはアクセントやおまけという印象。とはいえ、“悶絶☆覚醒”やイベントなどでのサービスカットは、プレイのモチベーションにつながる。まったりとした雰囲気なので、もう少し緊張感やメリハリが欲しかったところ。

週刊ファミ通1406号より

ダンジョン探索パートの操作は、ボタン同時押しが多くて直感的とはいえませんが、カジュアルにプレイできるローグライクRPGとしての雰囲気作りはばっちり。ストーリーの段階に合わせて、目標階が少しずつ深くなっていくので、ジャンル初心者でも問題なく楽しめます。タッチスクリーンを利用（悪用？）した、プレイヤー視点のセクハラ要素は、下品になりすぎない絶妙のバランスだと感じました。

週刊ファミ通1406号より

女子がかわいくて声もセクシー、胸の谷間にアイテムを挟んで鑑定するなどのバカバカしさに笑えたりと、三拍子揃ったお色気要素が○。魅力的なキャラが揃っているだけに、会話の内容や物語にはもう少し厚みが欲しかった。ローグライクRPG特有の、一挙一動への緊張感はありませんが、サクサク進むのが楽しく、これはこれでアリ。同じ素材をまとめて合成できないなど、やや面倒な部分もありました。

週刊ファミ通1406号より