前作からの劇的な進化は感じられないものの、相変わらず高いクオリティーの作品に仕上がっている。ドリブルが弱体化したことで、リアルなサッカー寄りになり、CPUの守備も手強くなった印象。操作選手の横に、その場の状況に適したコマンドが表示される“FIFAトレーナー”の機能は便利でいい。キャリアモードへの、選手トレーニング&プレシーズントーナメントの追加や、女子代表チームの実装も○。
週刊ファミ通1404号より
サッカーゲームとしての完成度は、シリーズ過去作と同様に高い。本作に関して言えば、守備時のAIの動きが改善されたのか、全体的にディフェンスがしやすい印象を受けた。結果的に、スピード感がやや落ち着いて、点が入りにくかったりするものの、対戦相手との丁寧な駆け引きが楽しめるから一長一短か。“Ultimate Team”など、長期にわたってプレイできるモードもこれまで通り魅力的です。
週刊ファミ通1404号より
前作からの大きな変化はあまりないが、試合面で細かい調整が入って、バランスがよくなった感じ。“FIFAトレーナー”機能が導入され、場面に合わせた操作のガイドなどが、選手の足元に表示されるのは、親切でいい。チームは多くないものの、女子選手が新たに追加されたのもうれしいね。新要素の“Ultimate Team”のドラフトモードは、配られた手札で勝負するカードゲーム的なおもしろさがある。
週刊ファミ通1404号より
前作から大きな変更はなく、攻守ともにうまくバランス調整された印象。新鮮味はないけれど完成度は高いです。“女子代表モード”では、例によってなでしこJ A P A Nは選べませんが、彼女らがW杯決勝で対戦したアメリカなど、記憶に残る強敵で戦えるのがうれしい。PS4とXbo x On eのキャリアモードでは、試合まで日程を進める合間に選手をトレーニングできるようになり、育成の楽しさが増しました。
週刊ファミ通1404号より