クロスレビュー
かなりブッ飛んだ世界観と物語設定だが、チュートリアルやユーザーの誘導が丁寧で、入りやすい。その反面、親切すぎるがゆえに本題に移るまでが長く、ちょっと間延びして感じる部分も。デザインセンスを始め、カメラワークやモーションなど、各種演出が全体的に秀逸で、ユーザーを飽きさせないテンポのよさもある。討論バトルは『逆転裁判』風ながら、さまざま遊びが盛り込まれて、やり込み甲斐あり。
週刊ファミ通1407号より
昨今のSNSやネット事情をモチーフにしたストーリーは、スラングやさまざまな小ネタが随所に折り込まれ、ちょっとクセはあるが、目新しさがあって興味を惹かれる。自分で推理する感覚は薄めながら、“ツイイッター”を炎上させるなどしてゴシップを集め、それをバトルでぶつけてリア充のウソを暴くのは痛快。動きのある演出が多く、ハイテンションなやり取りは、アニメを観るような感覚で楽しめる。
週刊ファミ通1407号より
“非リア充の視点からリア充のウソを暴く”という設定に、現代社会の文化と民意をこれでもかと盛り込み、ハイテンションで展開される会話劇……ナニコレ超楽しい。やることが多いうえに熟考する時間も必要で、間延び感もありますが、プレイヤーを飽きさせぬよう濃ゆ〜く味つけされた演出がビシバシ畳み掛けてきて、展開から目が離せません。ケンカ両成敗的な物語の終わらせかたも気持ちがいい。
週刊ファミ通1407号より
まず、“実生活の充実ぶりを匂わせるとゲームが始められない”という、ユーモアたっぷりのオープニングにやられました。実際のコメント欄でありそうな舌戦、ゴシップ、随所に仕込まれたオマージュなど、かなり攻めている作品。調査や推理をしながら相手の弱点を突き、ウソを暴くのは痛快。パズル的なミニゲームもあったりと、飽きさせません。イラストをふんだんに使った勢いのある画面作りには脱帽。
週刊ファミ通1407号より
クロスレビュー