奥行きのある“2.5D”のビジュアルをうまく活かした数々のアクションが秀逸。パルクールやステルス、“イーグルダイブ”といった『アサシン クリード』シリーズの醍醐味が凝縮されており、オリジナル版を思い起こさせるプレイ感覚。やり込むほどにアクション要素が広がっていく作りで、煩雑さもなく、ユーザーの誘導も親切。剣でのバトルは、攻防の駆け引きや一発逆転の要素もあって、遊び応えがある。
週刊ファミ通1377号より
プレイの感覚は2Dの横スクロールのアクションだが、手前や奥側の壁に張りついての移動など、立体的な動きも可能で、『アサシン クリード』らしさは健在。絵のような質感のグラフィックは味があり、中国を舞台にした物語も新鮮。防御のタイミングがシビアで、ステルスが重要となるバランスかな。敵の視野や巡回ルートを確認しつつ、タイミングを計って行動するのは、パズル的なおもしろさがある。
週刊ファミ通1377号より
横スクロールアクションなのに、3D作品の『アサシン クリード』シリーズの要素がしっかり詰まっているのに驚き。個々のアクションが、ステージを進めながら身につくのもいいね。敵の視界が視覚化されていて、遊びやすくなっている印象だけど、サブミッションのクリアーやアイテムを回収しようとすると知恵が試されるのは、シリーズならでは。エツィオがチラリと登場するのも、ファンにはうれしい。
週刊ファミ通1377号より
本編とはずいぶん印象が違う中国水彩画風の背景と、横スクロールがメインのアクションにも関わらず、プレイすると、それはまごうことなき『アサシン クリード』の世界。移動やバトルが2Dの動きにほぼ限定されてはいるが、シンプルかつ軽快なアクションはもちろん、“鷹の目”や干し草への“イーグルダイブ”といった、シリーズでおなじみの要素も楽しめるのもうれしい。大人っぽいBGMも耳に心地いい。
週刊ファミ通1377号より