テンポのいいBGMと、溢れるゴア描写。サイケデリックなグラフィックも魅力的で、独特な雰囲気がいい。そのノリで、ガンガン前に出るプレイをすると、一瞬でやられるので、見た目に惑わされない慎重なプレイが必要。難度は高く、かなりあっさりとやられる場面も多いので、そこを楽しめるかどうか。持ち込んだ武器次第では詰みそうになるステージもあり、やや不親切に感じるところもあった。
週刊ファミ通1385号より
レトロ風のグラフィックなのに描写が過激だったり、ゲーム性がスリリングなど、とにかく刺激的な作品。謎めく物語も、気になって先が見たくなる。わずかなミスで、あっという間に倒されるが、即座にリトライが可能なのと、少しずつ攻略できるバランスは中毒性があり、何度でも再挑戦したくなってしまう。PS Vita版のタッチ操作やP S4版のタッチパッドで、周囲を見回せるシステムは便利。
週刊ファミ通1385号より
画面は16ビット時代の絵づらなのに、脳内ではハリウッド映画のように変換されていくという、不思議な感覚に支配されました。気だるい音楽の効能も大きい。何が描かれているのかわかりにくく、かわいくも見えるドット絵が想像力を喚起し、性暴力を連想させる描写などは嫌悪感を抱くほどの表現に成功。息を潜めて行動し、ときに大胆に斬り込む必要がある、アクションのメリハリが効いています。
週刊ファミ通1385号より
狭い空間に点在する武器を駆使し、「一瞬でも早く攻撃しないと殺される」というスリリングな戦いが、ステージクリアーまで連続する点が魅力。武器が重なった場面で持ちたい武器が持てないなど、操作面に若干の粗さも見られるものの、ミスをしても、×ボタンを押せば即座に再開できる点や、満点を与えたいほどのすばらしいBGMなど、短所をはるかに上回る長所が多数。久々に熱中できた傑作だった。
週刊ファミ通1385号より