第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇(PS3)のレビュー・評価・感想情報

基本的なシステムは前作とほぼ同じだが、味方チーム全員に特殊効果がもたらされる“Zクリスタル”など、より遊びやすさを高めた初心者向けのシステム追加はうれしい。とはいえ、シリーズ同様、文字やデータなど情報量は多くて、視覚的な煩雑さは否めない。操作性は遊びやすく、ゲームのテンポも秀逸なだけに、見た目のデザインをもっと見やすくすれば、さらに遊びやすくなると思うんだけどなあ。

週刊ファミ通1373号より

ストレスを感じさせないUIまわりは、さすがシリーズを重ねているだけある。複雑すぎず、それでいてやり応えのある戦闘システムによる、『スパロボ』ならではの地道なトライ＆エラーが最高に楽しい。本作も安定して楽しめるが、劇的な変化がないあたりに物足りなさを感じるのは贅沢か。両機種版ともロード時間は短く、差異は少ないが、ステータスなどの視認性の面で、PS3のほうがややプレイしやすい。

週刊ファミ通1373号より

前作から大きく変わっていない印象だが、“Zクリスタル”による強化で部隊全体がさまざまな効果を得られるようになったのは強力。タッグコマンドに“ブーストダッシュ”が加わり、新たな戦術が取れるのもいいね。戦闘BGMは、各機体の武器ごとに違う曲を設定できるようになったのがうれしい。シナリオチャートで前作の物語をカバーしているほか、ガイダンスシナリオもあり、新規の人でも遊びやすい。

週刊ファミ通1373号より

最初からクライマックスの展開で、ロボットが揃い踏みしたシーンはなんとも豪華。シリーズの完結編だけれど、本作からでも入りやすいし、前作の外伝にあたる“連獄編”のクリアー特典がいつでも反映できるのがいいね。レクチャープレートからシステムの解説が読めるのはうれしいけれど、少し味気ないのがもったいないかな。同部隊のふたつのユニットが別々に攻撃できるのも、戦略性があって○。

週刊ファミ通1373号より

良かった点
強化パーツの組み合わせ、Dコマンドなどプレーヤーがスムーズにプレイ出来るよう、配慮されていた点は良かったですね。
また無条件で使用できる期待、パイロット

どうしても使いたいのに、後戻り出来ない、後悔無く楽しめたのは良かったです。

悪かった点
機体が多いのは良いけど、多過ぎて全機体を使えなかった。
縛りプレイをされる方がいるなら良いと思いますが、普通は後半には決まってしまう事がほとんどでしたね。

また隠し機体や要素が少なすぎたのは少し残念
スムーズに使えるのに越したことは無いが、後半は作業だけになってしまってたのが残念な点でした

総評
【2018年1月14日～1月27日】2作品に渡っての壮大なストーリー。達成感もありましたが、長かったとも思いました。

用語や話が大きくなっていくに連れ、頭がいっぱいになってしまったりしたので、長く思ってしまい、その点で少し残念でした。でも楽しい、達成感のある作品でした。