いちからマンガを描くには、相応の手間と時間が掛かるし、センスも必要となるが、絵心がなくとも、素材を組んでいくだけで手軽にマンガを描き上げられるところが◎。ツールを提供するだけでなく、アドベンチャーゲームをプレイするとマンガができあがっていく“第一話ジェネレータ”や、専用投稿サイト経由で作品を配信できるなど、充実したフォローもグッド。お求めやすい価格もうれしいポイント。
週刊ファミ通1523号より
キャラやアイテムなどの素材を配置して、向きやサイズをいちいち調節したりするのはたいへんだけど、ツールとしての複雑さはなく、自作のマンガを生み出せるのは楽しい。物語を見ながらマンガの第1話が作れる“第一話ジェネレータ”は、簡単なチュートリアルも兼ねているのがいいね。ロードが頻繁に挟まるのは、ちょっともどかしいかな。作ったマンガを専用サイトに投稿できる施策はグッド。
週刊ファミ通1523号より
PC用マンガ作成ツール『コミPo!』の構造の明解さと、各種調整操作の回りくどさが、タッチ操作対応のPS Vita用ソフトとして、見事に再現されています。レスポンスは総じて重めで、素材バリエーションが少ないなど、表面的な制約こそありますが、オリジナル画像を背景として流用できたり、作品を画像データとして出力可能など、ユーザーの創意工夫をサポートする機能をしっかり用意しています。
週刊ファミ通1523号より
創作者の意欲を引き出す仕組みが練られており、とくに“第一話ジェネレータ”はアイデアもの。アドベンチャー形式のマンガを読み進めるうちに、基本的な機能や使いかたが学べるだけでなく、自分だけのサンプルが完成するのがいい。ゼロからすべてを組み立てたり、結末まで形にするといった挫折しがちなポイントは、ひな型をベースにオリジナル作品を構築する手法により、楽しく乗り越えられます。
週刊ファミ通1523号より