“幽魔”と呼ばれる妖怪たちを調教する、という設定がかなりブッ飛んでいて、世界観も含めて非常に斬新な作り。物語は比較的コミカルな展開で読みやすく、突飛な設定とは裏腹に、間口は広め。“調教モード”は物語の結果に影響を及ぼさず、気軽に楽しめる箸休め的な演出としてはいいが、狙った感じの意味深なセリフも多く、けっこうな悪ノリ感も。とはいえ、下品すぎず卑猥すぎずのバランスは秀逸。
週刊ファミ通1390号より
“調教モード”は、タッチする部位や使用するアイテムのほか、“SM選択肢”によって変動するステータスでも反応が異なるのがおもしろいね。調教時の立ち絵もパターンが複数あって、服が破れたりするのもいい。グラフィックが綺麗なのも喜ばしいポイント。妖怪たちが登場するストーリーは、風変わりな世界観ながら、学園もののテイストもあってかなじみやすい。個別ルートは、ちょっと短めに感じた。
週刊ファミ通1390号より
調教……! 絵面といい激しい息遣いといい、あまりのインパクトに手が震えました。このいかがわしい感じ、すごい!! 生徒と教師、幽魔と人間という、ちょっと背徳的な関係性もグッときます。物語の展開は王道的で、さらりとテンポよく進みますが、ネタが満載で、ベタ甘な要素とシリアスな要素がお互いを引き立て合っているので、心地よくプレイできました。川人さんのイラストも美麗で素敵です。
週刊ファミ通1390号より
世界観とビジュアルの美しさ、キャラの濃さが相まって、独特の魅力を放っています。タッチスクリーンを活かした“調教システム”は、かわいそうだと思いながらも、アイテムやリアクションのパターンが豊富なこともあって、あれこれ試してみたくなります。選択肢で変化する“S度”や“M度”の数値で反応が変わるのもおもしろい。欲を言えば、スチル差分は多いけれど、もう少し枚数が欲しかったな。
週刊ファミ通1390号より