良かった点
【グラフィックについて】
3Dならでは広大なフィールドに、多くの敵や巨大な敵。
ドラクエらしさのある2Dでなくても
プレーヤーがワクワクできる作品でした。
悪かった点
【声優について】
桐谷美玲が酷く、棒読み感が最後まで消えない。
なぜこんな人選になったのか疑問。
松坂桃李、中川翔子等にも違和感があり、納得は出来ないが
まだマシな方だった
【操作性について】
・巨大な敵が現れるが、近くだと全体を見れない
画面に収まらず、HPのゲージも見えなくなってしまうことも多かった。
・ダッシュが出来ない
・回復方法が少ない
【味方のキャラについて】
積極性が無さすぎる。攻撃に関してはいちいち近づかなければ行けないし、回復のタイミングも微妙。
総評
【~2017 10月17日】
操作性や納得いかない所はあるものの、最後まで楽しくプレイ出来たので良かった。
最強武器をクリア後に、苦労して手に入れようとは思いませんでした。
良かった点
【ホミロンが可愛い】
このゲーム全体を通して、一番このゲームを買って良かったなと感じたのがココです。
ついでにホミロンパパにヒゲが生えていて『ホイミスライムってヒゲ生えるの!?』と笑ってしまった(笑)
可愛い可愛いキャラにしようとしているのがわかるが全く嫌味ったらしくもない。
ドラクエにボイスなどいらない!と思っていたあたしが、ホミロンの声を聞いて『やっぱアリだ!』と主張を覆させられた。
細かい部分で目の表情などが変わったりという部分も可愛いし、戦闘中はたまに回復してくれるのでプレイしていくとどんどん愛着が湧いてくる。
ホイミスライム=ホイミンという図式が、これからはホイミスライム=ホミロンに変わった。このホミロンの可愛さのためだけにこのゲームをプレイする価値がある。
【グラフィックがキレイ。ボイスもアリだと感じた】
PS3でプレイしたが、とてもキレイだった。
もともとドラクエは別にドット絵でいい。ボイスもいらないでしょ、そういう路線はFFが開拓してくんだからドラクエはいらないよ。というのがあたしの主張でした。
それでもおおきづちなどの好きなモンスターがあのグラフィックで動き回り、戦闘でも『このモンスターってこんなに大きいの!?』と驚愕したりと、ドラクエファンならばプレイしてみる価値は高い。
テリー登場時のムービーでも、戦闘後のテリーの帽子に砂が付いていたりと結構細かい部分まで配慮がされていたのにビックリした。
ボイスに関しては個人的には特に気にならなかった。まぁ芸能人ではなく、声優がやったほうが作品のクオリティが上がるのであればやるべきとは感じるが、『この芸能人が声をやるならやらない!』というのは絶対にない。そういうの言い出す輩がいるならば今後もボイスは撤廃すべき。
【王道ストーリー】
サブタイトルにある通り、珍しくドラゴンがちゃんと出たドラクエ(笑)
王道かつ変に複雑にし過ぎないストーリーに、子供も大人も楽しめるだろうなと感じました。
たまにはこれぐらいシンプルな方が良い。逆に複雑にしてストーリーを長引かせることはいくらでも可能に感じたが、多分それだと一度クリアーしたら2周目とかやらないかも。
【トロフィー獲得で小さなメダル入手】
このゲームのシステム面で一番感動したのがここです。
今まで数々のゲームでトロフィー機能がありましたが、結局トロフィーは自己満足でしかなく、やり込みゲーマーにしかメリットがありませんでした。
今までのゲームでも『なにかご褒美的なものがあればなぁ』と感じていたのですが、やっとちゃんとトロフィー機能とゲームシステムがマッチングしてくれた。
この部分がシステム面で一番評価されるべきポイントだと思います。
悪かった点
【袋の存在。ゲームデザイン的には納得できない】
サブクエストで装備品や素材の入る数量が増えるのは別にいい。
ただ、拠点は一つしかなく、いくら装備品が入る袋の大きさが大きくなろうが、自分が戦闘中は拠点に置きっ放しにしている状態。
つまり戦闘などで持ち運びするための袋が大きくなるならわかるが、そこには持って行かずに拠点に置いておくだけならば袋などいらずに拠点のどこかその辺に置いておけばいい。
この辺りの納得できない感は結構嫌いです。わざわざ理由つけてサブクエスト報酬の項目を増やしているだけですが、その理由付けを上手くプレイヤーに納得させて欲しい。
【アリーナの生足】
個人的にはアリーナの声自体は全然気にならないが、この生足がダメだった。
あまりに不満がファンから出たためか、DLCで一応従来のアリーナの服装が配信となった。だが、メインムービーにはオリジナルの服装で出るためメインストーリー上は結局生足。
正直、アリーナが蹴り技主体でクルクル動くムービーを見るたびになんかスタッフの『狙ってる感』が垣間見えた。地肌要員はマーニャがいるし、なんだかイヤラしい響きは『ぱふぱふ』で充分。センスの無いエロは勘弁してほしい。
【さすがに防衛戦が多い】
大きく分けて、戦闘は防衛戦かボス戦くらいしかなかった。
8割は人もしくは建物などを護衛しながら敵を蹴散らしていくタワーディフェンスのような防衛戦で、ボスは2割くらいかな?
もう少し戦い方に幅があった方が良かった。これ以上同じような構成でストーリーがダラダラ続いてたらキツかったかな。
そもそも12人も操作キャラクターがいるが、主人公+残り3人の枠しかなく全く使ってないキャラもいる。
ストーリー上で一度は強制的に仲間に入れないとダメ!とかしてくれたり、ヤンガスとゼシカが二手に分かれた時も主人公二人で2パーティ編成で進む……みたいな展開が欲しかった。
総評
クリアーまでは約20時間。レベルは35でクリアーしました。
とりあえずクリアー後もやり込み要素はたくさん用意されていますが、現時点での感想です。
パーティは主人公、アリーナ、ヤンガス、ゼシカです。
流れとしては雑魚とボスは主人公。アリーナもボスのアタッカーとして。
ヤンガスは守備力下げ要員で、ゼシカはハッスルダンスで回復要員です。
途中まではゼシカの代わりにフローラを入れてバイキルト要員にしていましたが、回復を入れた方が安定感があったのでゼシカに交代させてストーリーを突破しました★
上記に書かれているように、ドラクエということで操作キャラを切り替えてのパーティ戦で戦うのが主です。
このパーティの比重をどうするか。全員アタッカーでゴリ押しよりかは、従来のドラクエ同様に補助や回復要員がいた方が上手く戦えるかと思います。このパーティをどうしていくかを考えるのがこのゲームの一つの魅力。
そして12人操作キャラクターがいるが、それぞれスキルやモーションが違うので色々なキャラを触ってみて飽きない。
クリアー後もやりこみ要素はありますし、DLCもあるのでやれることはたくさんあります。メインストーリーが20時間ですが、結構サブクエストは残しちゃってますし。
『ドラクエだから』というだけで手放しに褒められるわけではなく、悪い部分も上記以外にも、ホイミストーンを全部いっぺんに選択できなかったり、一度だけ強制的にキャラを入れなければならない時に、その場でパーティ編成画面にならずに、わざわざ画面が切り替わるルイーダの酒場まで向かわなければならない……といった細かい部分のUIの悪さも気になります。
他にもヤンガスとテリーは外伝作品あるんだから他のキャラ出してよ……などとかなり細かい部分で言いたい部分はたくさんあります。
その辺りを踏まえて、咀嚼して、上記に書いたような良いところも悪いところも考えるとやはり『とりあえずホミロンが可愛かったからプレイすべき!』という結論になりました(笑)
ドラクエプレイヤー全体の認識をホイミスライムといえばホミロン!という認識に変えていくべきだと感じるほどでした★
どうしてもホミロンに興味がない人にオススメするのは、
ドラクエシリーズのファン……プレイ感はちゃんとドラクエ。あとモンスターのグラフィック!
無双だからと敬遠してる人……あんまり無双プレイしてないから比較が出来ませんが、一騎当千という感じよりもプレイ感はキングダムハーツの方が近いかも。
とりあえずなんか手軽にPS3、PS4でゲームやってみたい人……まぁとりあえずゲームバランスはちゃんとしてるのでプレイしてみて損はないかと思います。
だいたいこんな感じです。特に無双かー、微妙かもなーって思っている人ほど心のハードルが低くなってるのでギャップで好評価になってるみたいですね。
とりあえずゲームバランスなどは普通にプレイしている分には簡単すぎず、難しすぎずでちょうど良く感じたので、万人にオススメできるドラクエとなってます★