“妖聖武器”を突き刺してダンジョンに影響を及ぼすシステムは、相変わらず独自性が高くておもしろい。“邪神編”と“魔神編”が追加されたことで、物語がかなりのボリュームになり、敵が味方になったり、またその逆もあるなど、意外な展開が楽しめるのがいい。ゲーム中に、チュートリアルで説明してくれるのは親切だが、システムがてんこ盛りなので、チュートリアル自体の多さが逆に少し気になった。
週刊ファミ通1404号より
最初はバトルが単調に思えたので、キャラで釣る系統のゲームかと思いきや、ある程度まで進むと、バトルまわりのシステムややり込み要素が豊富で、がぜん楽しくなってきますな。いや、キャラも十分魅力的なんですけど! ハードの変化にともない、戦闘シーンなどの処理がさらに滑らかになった印象。また、プレイ中のロードも速いし、全体的にサクサクとテンポよくプレイできるのはうれしい限り。
週刊ファミ通1404号より
ストーリーに新たな分岐が追加され、ルートによっては、前作では仲間にならなかったキャラが仲間になる展開も見られるのはうれしい。難易度設定が可能になり、より歯応えのあるバランスでも楽しめるようになったのもグッド。女神と邪神から“妖聖武器”を引き抜いていき、それらを活用してダンジョンに特殊な効果をもたらすというシステムは、独自性があるし、物語と絡み合っているのもいいね。
週刊ファミ通1404号より
前作は未プレイということもあり、神から抜いた剣をダンジョンに刺して効果を得るシステムに物珍しさを覚えました。一方、マップ構成や戦闘は、同社のRPGでおなじみの設計で、もっと新規性があれば。ただ、敵の強さやマップの広さ、主人公たちの成長度のバランスなどは、類似システムを採用した同社の作品ではもっともよく、作業感より楽しさが上回る印象。美青年キャラの存在感もよかったです。
週刊ファミ通1404号より